やっと木星を撮影できました
 
今シーズンの木星はおうし座付近にあって、赤緯が高い位置にあります。
通常、我が家のベランダからはオリオン座の頭部ぐらいまでしか観測範囲にありません。
ので、これまで木星の撮影はままなりませんでした。
 
もちろん駐車場まで機材を運べば良いのですが、午前2時、3時に機材を設置して片づけまで
考えるとなかなか、起きる事が出来なくて・・・要するに根性が無いだけなのですが・・・
 
皆さまから励ましを頂いて、先日9月5日未明にようやく木星撮影を敢行できました。
ちなみに折角なので、大筒(SE200N)を使いました。
 
SE200Nは肉眼250倍で観測してもとても迫力があります。結構、詳細に本体模様が観測できるのに驚きました。
イメージ 1
LV-4mm+CANON IXY-DV2(光学10倍ZOOMテレ端35mm)/GPD+AGS-1恒星時駆動
RegStax6,PSE9で画像処理
 
ちなみに上の画像で縦横90度回転しましたが、トリミング無しです。さすがに200mmは明るいので大きく拡大できます。
 
折角なので、ガリレオ衛星と金星も撮影しました。
イメージ 2
処理条件は同じです。光学ZOOMは1倍でワイド端3.5mmです。衛星は、左からエウロパ、カリスト、イオ、ガニメデです。
ついにステラナビも買っちゃいました。
イメージ 3
最後は金星です。だいぶ太りましたね。金星は明るいのでカメラの明るさを絞っています。
光学ZOOMは10倍のテレ端35mmまので、木星とそのまま視直径が比較できます。金星はずっと明るいけど
視直径は木星の方が大きいです。
 
今回は駐車場まで機材を出しましたが、やっぱりちょっと大変です。
 
もっと頻繁に観測できるように現在画策しています。上手く行けば、ベランダからも観測可能になるかと思います。