先日の遠征のアンタレス付近です
先日のアンタレス付近を画像処理して見ました。
フラット補正も行いましたが・・・なかなか難しいです。
 
フラット補正の理屈が良く分かっていないというのもありますが、RAP2とかを使った方がいいのでしょうか・・・
 
この付近はいろいろな色のガスが隅々まで広がっているので、フラットをきちっと補正するのは必要なのは
分かるんのですが、フラット補正だけではカブリなどは補正できませんし、SI6の周辺減光補正も結局、併用しました。
 
その結果だと思うのですが、中央部分の発色が前回とはかなり変わってしまいました。
で、こんな感じです。構図は本来の縦構図にしました。
イメージ 1
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-25℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO1600 SS10分×14 総露出140分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正有)
    PSE9ノイズ処理、圧縮
 
いくつか問題点。やはり周辺収差が出ます。月の明るいうちに実験して、改善しておきたいです。
また、ホームページの方もすっかり更新をサボっているので、更新したいです。
 
ちなみにアンタレスのゴーストは私の知識と技量ではどうにもなりません。諦めます・・・