平日も~遠征したし、新月期♪
そうは言っても、明日も会社だ~♪
しがないサラリーマンなので、晴れている新月期でも翌日は会社です・・・
しかもこの景気・・・研修だの何だの~いろいろあります。
 
それでも諦め切れない、天文マニア!無理を承知で自宅からまたまた無謀な撮影です。
 
撮影したかったのは、ハートレー彗星と散開星団M46&M47とのランデブーです。
M46、M47は秋の有名な双子の散開星団、h-χと比較される、おおいぬ座のシリウスから少々東にある
とも座の散開星団です。
 
撮影地は東京都”ゲゲゲの”調布市自宅ベランダ~超光害地です。
かなり光度が落ちた、ハートレー彗星が撮影できるか、とても不安ですがチャレンジして見ました!↓
イメージ 1
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却改造Canon EOS X2(IR除去)
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO400 SS5分×8 総露出40分 SI6処理(ダーク無、フラット補正有) LightRoomでノイズ処理、彩度処理、PSEにて圧縮、トリミング
 
今回は、試用版のadobeのLightRoomを使って見ました!CameraRawと同様の処理が出来る上、トーンカーブの補正やワンクリックWBなどなかなか良いです!CameraRawはその名の通り、RAWデータしか扱え無いようで、星の牧場の、よっちゃんさんに教えていただいた、tifファイルから読み込もうとしましたが、出来ませんでした。
(よっちゃんさん、折角教えていただいたのにすみません!)
 
どうしたものか、いろいろ見ていると同様の機能がLRにはありそうで早速試して見ました。結果は、LRなら
JPEGでもtifでもRAWファイル以外のファイルもそのまま取り扱えます。
 
キチンとした画像にしようと思った方は、よっちゃんさんのブログを参考にされると良いかと思います。
MUSKを使用したりするとより良い画像が創れるようです。
 
勘弁に滑らかにしたい場合は、LRの単純なノイズ処理でかなり綺麗になります。
ちなみに、M46には惑星状星雲、NGC2438が重なって見えます。
ちょうど、彗星の色と似ているので拡大してみました。
イメージ 2
散開星団の中に見える緑色の小さな円盤がNGC2438で、右下がハートレー彗星です。
 
例によって一対象だけでは物足りないので、馬頭星雲も撮影してみました。
イメージ 3
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却改造Canon EOS X2(IR除去)
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO400 SS5分×9 総露出45分 SI6処理(ダーク無、フラット補正有) LightRoomでノイズ処理、彩度処理、PSEにて圧縮、トリミング
 
かなり強力にノイズ処理をしたので、変なムラが出来ていますがご容赦を・・・
光害に埋もれる僅かな階調を拡大しているので、SI6処理後の画像はかなりざらついていたので、
LRでかなりノイズ処理しました。自然というか透明感が出るのがadobe系の処理の良い点ですね~