なんちゃって・・・完成していません
まだまだ続きます!
 
分解バラバラ中の弐号機X2ですが、IRフィルターを不可逆に取り外し、もはや
一般カメラには戻りません。良いカメラなのでかなり惜しい気もしますが、それはいづれ60Dでも買いましょう!
(なんちって・・・)
 
このままでも天文用として活躍できるので、しばらく2台体制、なんてことも考えましたが変なところ腰を据えてしまうと
甘んじやすい自分の性格を考えて、時計の針を進めることにしました。
 
ボディにメスを入れて行きます。これで、リモート端子が一時的に使えなくなので、天文用にも使えなくなります。
まずは、開腹状態のX2
イメージ 1
向かって左側、リモートコントロールとビデオ出力端子が載る、小基板のステイが吸熱板と干渉します。
 
これはどうしても切らなくてはなりません。理想的には、フレームだけバラシテ金ノコで切れば良いのですが、
このフレームを外すには、相当バラさなければならなさそう・・・覚悟して、このまま切断することにします。
 
切るためには、回転式のミニ・ルーターを使います。これなら、薄い金属板は切れるので何とかなるかと・・・
ただし、多量の粉塵が出るので、マスキングが必要です。断熱用に買ってきたエアフォームシートを使って、
マスキングテープでマスクします。
イメージ 2
切ります。細い方は簡単に切れましたが、幅がある方は結構大変でした。
横にあるフラットケーブルなどは絶対に傷つけないよう、細心の注意が必要です。
また、シャッターはとても華奢なので、不用意に触ったりエアー噴くときも注意が必要です。
切れました!
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なんとか切除完了です。冷却ユニットと吸熱板を仮置きすると・・・
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うん!何とか置けそう。良かった~!さて、今度は冷却ユニットを固定するために本体フレームに
マイクロネジのタップを切ります。
下穴でφ1.4の穴を開けます。これがまた難しい。ドリルで穴を明ける時、ポンチを打つのが鉄則ですが
まさかカメラをハンマーで叩くほど勇気はありません。
 
仕方が無いのでミニ・ルーターにφ0.7の細いドリル歯をつけて、印をつけようと思いますが・・・
やはり少し位置がずれてしまったようです・・・
最後に冷却ユニット側の穴位置を、これまた、ミニ・ルーターで大幅に修正しなければなりませんでした(涙)
 
M1.7 0.35mmピッチのタップでネジを切ります。
なお、このタップもM1.7のネジも、とりぷるあいさんからの情報で、近くのDIYショップ”くろがねや”さんで購入しました。とりぷるあいさん、いつも情報ありがとうございます!
 
ネジで固定するとこんな感じです。
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表から見るとこんな感じで、なんちゃって完成です(全然、道のりは遠いですが・・・)
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早く稼動できると良いのですが…