9月10日はまたまた富士山麓に遠征です
とりぷるあいさんから、メールを頂いたのは、週の半ば頃だったと思います。
週末はGPVによる雲の動きでは、天気が悪い感じで金曜日に遠征するかも?
という情報でした。
前回、消化不足だったので、遠征したいなぁ~と、思っていました。天気も良さそう。
 
ということで、例によって22時過ぎに出発となります。
出発前に、メールをすると現地からは”雲多し、でも4人遠征中!”との情報で、
撮影できなくても、みなさんに会えれば楽しそうなので、遠征を決定しました。
 
現地に着くと、はじめてお会いするEagleさん、電球さん、久しぶりに再会した、だいさん、
そして、おなじみのとりぷるあいさん、とみなさん、揃っておられました。
 
22時ごろまでは雲で覆いつくされていたとのコトでしたが、到着すると、透明度の高い
満天の星空が広がっていました!
 
先週のように一人で富士山麓を訪れると、天候が悪いことがほとんどなのですが、とりぷるあいさんと
ご一緒すると、晴天確立がかなり高いように思います。また、流星もたくさん見れるような気がします。
 
とりぷるあいさんの晴れ&流星運が強いんだな~と、思います。
 
皆さんからは出遅れているので、ご挨拶もろくにしないで準備に取り掛かります。
それでも。11時半から設営して、オートガイド開始まで1時間はかかりました。
 
オートガイドに辿り着いてから、やっと落ち着いたので、ご挨拶をと、思っていると、
電球さんは明日もお仕事ということで、お帰りになるとのコト・・・
お話も十分できずにスミマセン・・・でも、とても優しそうな想像のどおり方でした~
また、是非、ご一緒しましょう!
 
Eagleさん、だいさん、とりぷるあいさんともいろいろお話が出来ました。
いや~楽しかったな~。みなさんから、いろいろ情報を伺ったり、機材の話をしていると
あっという間に時間が過ぎていきます。
 
気がつくと、薄明の時間になっていました。
 
今回は、秋から冬の対象を撮影しました。温度の影響で、ノイズが多くて画像処理に時間が
かかります。まずは、一番初めに撮影したM31アンドロメダ大星雲です。
 
やっと念願かなって、私の現在の機材ではベストショットが撮影できました。
イメージ 1
光学系:ED80Sf+WOレデューサ2+LPS-P2+EOS kiss X2(SEP-SP2E)
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡ニュープラネッツ+NexImage)によるオートガイド
条件 :ISO800 SS10分×4コマ 総露出40分 SI6にて画像処理(ダーク減算、フラット補正) トリミングなし
 
熱ノイズが強烈です。何故か現地で撮影したダークでもノイズが残ります。何でだろ?
仕方が無いので、例によって過補正用ダークファイルを使って、過補正画像を使って、SIで最終的に
加重平均の最適値でコンポジットしています。
 
この後も、画像が完成したら掲載してきます。
それでも色ノイズが目立つので、バックグランドスムースでバックグランドを滑らかにして、その後、
L画像とRGB画像に分けて、L画像にマルチバンドシャープをかけて、最後にL-RGB合成でコンポジット
しました。
 
<追記>
誤解を恐れず、露出10分生画像とトーンカーブ補正(カラーバランス補正あり)も掲載します。
考え方にもよりますが、デジタル写真はレタッチが必要ですが、ブラシなどで手書きしたり
手書きしたマスクを処理を使う事は個人的にはありません。
出来るだけ忠実に普遍的に根拠のあるダーク減算やフラット補正、トーンカーブ、ぼかしなど
使用して最終的に完成させています。
そう言った意味で、生画像やトーンカーブ画像はこんなんですが、捏造をしている訳ではありませんので・・・
 
ただ、まだ天体写真を始めたばかりの方や、これから始める方、あるいは他に撮影されている方の
RAW画像の比較対象として生画像を掲載します。
イメージ 2
イメージ 3