過ぎ行く春を愛しんでおおぐま座の銀河M101

ひまわり銀河の次は、回転花火銀河M101です。
有名な銀河ですが、なかなか難物です。
 
全体的に光度は暗く、空の暗い環境で十分に露出をかけないと写せません。
私の場合、撮影後のカメラのモニターに再生された時に『わ~~!』っと、写っているのも醍醐味なので、
今回は、ISO800で15分露出に挑戦しました。
これもAGS-1sのガイドが安定したお陰で、長時間の露出もかなり安心です。
イメージ 1
☆光学系☆R200SS+コマコレクター3+LPS-P2フィルター+EOS kiss X2(SEO-SP2E)
☆ガイド☆ GPD+AGS-1s+φ80L400mmガイド鏡+ガイドウォーク
☆データ☆ISO800 SS15分×4 総露出60分 SI6処置 構図調整でややトリミング
 
ピントがやや甘くなってしまいました。ピントゲージの指示は動いていなかったので、
鏡筒の温度が下がったため、ピント位置がずれたのだと思います。
アルミの熱膨張係数とアルミ鏡筒の長さを考えると、1℃の温度変化で16μmもピント位置が
動きます!M63の撮影から温度も下がってきているのでそのためのズレだと思います。
 
R200SSとX2の組合せでは、許容できるピントズレは、±20μm強ですから、
3~4℃も温度が変れば、平気でずれます。撮影前に確認すべきでした・・・もしくは
温度をモニターしてその分ピントを縮めるべきでした~
次回からの教訓にします・・・
 
※Eagleさんのコメントを拝見して、処理を変えてみました。前回は、選択マスク使用で今回は不使用です。
 どうでしょう?Eagleさん、ありがとうございます。
イメージ 2