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星見をしばらく続けていると、天気のパターンに敏感になります。

例えば、昼間は快晴!期待するけど、夜は曇天。あるいは、日中薄曇⇒夜快晴~!

など、この時期の(といっても太平洋側の冬以外はいつもですが)、お天気はころころと良く変ります。

そうなると、こちらもいろいろとツールを使って予測します。インターネット上では、雲の衛星写真など

、動きが見れますので、天気図だけではなくビジュアルに晴れ間が確認できます。

私はいつも、↓で確認しています。


下の方のボタンで衛星画像が見れます。Yahooの星空指数などもチェックして晴れ間を予測します。

さて、昨日は・・・私は、『典型的な日中薄曇⇒夜快晴』と予測しました。とは言え、家族の予定や子供

の体調などにもよるので、遠征決定はいつも午後21時前後です。昨夜はこれも問題なく、出発しました。

到着すると、少し雲はあるものの、そのうち晴れてくるだろうと、思い込み機材のセットアップ!

極軸もバランスも良好、ヒーターも対称になるように2個設置し片暖めを改善しています。いざ出陣~!

??おやっ??

空が半分ほど雲で覆われております。まぁ、一時的な曇りだろうと思い、オートガイドの

キャリブレーションを入念に行います。こちらも、今日はかなり良いコンディションです。しかし・・・

???んん~っ???・・・どんどん雲が広がっています。

結局、この日は、『日中薄曇⇒夜一時晴⇒薄曇』、だったようです・・・自然というのはホントに予測が

難しいもんです。悔しいので薄曇でしたが、北アメリカ星雲(NGC7000)を撮影しました。

北アメリカ星雲は、とても大きな星雲です。しかし、淡い星雲なので肉眼では見えません。

私の鏡筒にレデューサを装着しても部分的にしか入らないので、今回は白鳥座の1等星デネブの

近辺、今話題のメキシコ(もう古いかな・・・)あたりを写しています。予定では、ピントをずらしながら

周辺の収差の違いを見るつもりでしたが、どんどん雲が厚くなり断念しました。

GPDの動作改善


さて、今回の新月期の前に、GPDの赤緯軸のガイドエラーの改善を行いました。

前回は、赤緯軸の調子が悪く、多くのコマで星が流れてしまいました。いろいろ調べた結果、

赤緯軸のバックラッシュが大きすぎて、ガイドウォークのキャリブレーションとアンマッチが

起こっているではないかと推測しました。そこで、●バックラッシュをできるだけ改善する

●SBSのバックラッシュ補正を導入する、の2点を試みました。

前者は、まず、[2枚目]写真①の特殊ネジ(ナットを外すと現れます)をプライヤーなどで軽く締めます。

※薄板ゴムを噛ませるなど特殊ネジを傷めない様に注意!※締め付け過ぎはウォームギアの動作を硬く

するのであくまでも、硬くならないギリギリで締めつめます。ナットはきちんと締付復元します。

次に、ウォームギアと赤緯軸ギアのクリアランスをギリギリまで追い込みます。[2枚目]写真上部に

M6の六角穴付ボルト⑥⑦があるのでこれを少し緩め、稼動するようにしてから、②③の押しネジと

④の引きネジで調整します。やはりギアが硬くならないギリギリのところ、且つ、平行にギアが

あたるように調整します。⑥⑦のボルトも最後に締付ます。

[3枚目]写真の⑤のモーター、微同軸ギアとのクリアランスもツメます。

※ただし、詰めすぎはNGです。⑤のクリアランスはギア1回転で均等で無いので、必ず、1周確認

したほうが良いです。私も一度かじってしまいました。かじると動作も異常になりますし、ギアも

いためます。私は、気休めでCRC556を薄く塗布しています。

おまけで、GPDの赤緯体を外し、90度回転しました。これで、鏡筒積載後の極軸の確認ができます。

GPDは積載後、結構、極軸がズレます。

春から夏にかけてはGPD正面に向かって右横にクランプハンドルが来るようにすると良いようです。

ハードの調整の後は、SBSのソフト上のバックラッシュ補正です。SBSのマニュアルでは、

オートガイド使用時は、バックラッシュ補正は『0』にすることを推奨していますが、これは、

ビクセンのAGA-1など、オートガイダー側にバックラッシュ補正機能がある場合は良いのですが、

ガイドウォークなどのオートガイドソフト側でバックラッシュ補正がが無いオートガイダーは、

駆動側(すなわちSBS)で赤緯軸のみ設定すると効果的です。

私のSBSは、0~100の設定範囲に対し、35にしました。オートガイダーの微動速度は、RA方向60%

Dec方向100%(何れも対恒星時)としています。これで、かなり動作は改善しました。

データ

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+自作レデューサ

    +EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点(合成焦点距離492mm)

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO400 露出14分 RAW出力[1枚目]

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsで4x4ビニング[1枚目のみ]

撮影日時:2009/5/20 午前0時16分