イメージ 1

ほぼ3週間ぶりの掲載となってしまいました。

天候に恵まれず、やっと晴れたと思ってもいろいろな事情で、なかなか星見ができませんでした。

さて、一昨日夜、星見禁断症状がでて外出できなくとも、無理やりの直焦点撮影を行いました。

自宅は南向きにベランダのあるマンションなので、当然、北極星は見えません。

また、赤道儀を設置したままにもできないので、どうしても極軸の設定が甘くなります。

それでも、もう夏の星団星雲の季節ですし、この新月を過ぎると来月は梅雨になりますから

何とか撮影したいという、気持ちで挑みました。

GPD赤道儀を設置してウェイトをセットすると、はて?何かがおかしい。カクカクする動きがあります。

よくよく各部のネジを締め付けてもガタはなくなりません。

『ついに来たか・・・』と思いました。中古で購入したGPDですし、突撃遠征に備えてしばらく

車に積んだままなのがよくなかったのか・・・一番肝心な赤経軸にガタが発生してしまいました・・・

そもそも精密機械を車に放置すれば、振動や熱繰り返しで良くない事はわかっていたのですが、

休日出張が重なったりして、ついつい置きっぱなしにしてしまいました。

こうなれば仕方がありません。ベランダでそのまま、手術敢行です。

赤経軸ウォームギア周りをすべて分解して調べることにしました。固定ネジは緩みがありません・・・

歯の噛合いも正常のようです・・・すると、ウォームギアの軸が赤経軸、周方向に僅かにスライドする

のがわかりました。ウォームギアASSYを見ますが軸を固定するのは。‘眤Δ料乾優絃?良品と

▲淵奪箸2つの部品で固定しているようです。,鯏度に締め付けて、軸が回転し、ガタの無い

ギリギリの状態に調整しました。すべてを復元し動作を見ると~、何とかガタは無くなり、SBSの

モーターも正常に動きました。手術を完了し、オートガイドで直焦点撮影の開始です。

ベランダからは緯度の低い天体しか撮影できないので、今回はM4、M8、M20の3天体を撮影しました。

M8はボロボロ、M20も光害でかなり厳しかったです(後日、一応掲載します)。M4も途中雲に邪魔されて

2枚しか使えるコマがありませんでした。

M4はさそり座のアンタレスの近くにある球状星団です。前回、撮影したM3に比べると比較的大型の

球状星団であることが撮影してみてわかりました。星の色もM3に比べて黄色が強いように思いました。

赤経軸のガイド誤差はかなり小さくなったように感じましたが、赤緯軸のガイド誤差が極軸のズレの

影響で大きく、星が流れてしまいました。

暗い空のした、きちんとした撮影がしたいなぁ~。

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO400 露出5分x2 総露出10分 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

    中央トリミング

撮影日時:2009/4/28 午前0時41分~0時51分

撮影場所:東京都調布市自宅ベランダ