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3/28の土曜日は、次の日に仕事のため群馬県の南部への移動日でした。

毎週土曜日は子供達が大好きなスイミング教室があるので、妻といっしょに見学していました。

長女は先週、インフルエンザのため隔月に行われる検定に出席できずお友だちに、先に上級に

行かれてしまい、当日は気合を入れて張り切って受講していました。

平泳ぎの足が上手にできない様で苦戦中です。また、翌日は、本当は保育園つながりの友人数家族と

お花見の予定だったのですが、私は仕事でNGになってしまい、

妻に子供たちを託して、夕方、移動になりました。

出発時東京は曇天で、機材は一応持っていく程度でしたが、途中、夜空を見上げると光害は強いものの

恒星の瞬きがほとんどない事に気付きました。星空も広がっています。

いつも私はあまり早い時間に、星見をできず夜半過ぎなるのですが、この日は、早く星見ができる

チャンスとと思って、まず、去り行くルーリン彗星を撮影しました。

光害のある夜空ですが、カメラのモニターで見る限りは撮影できていそうです。

これは後日アップします。その後、銀河などを撮影した後、南中過ぎの土星を

コリメート撮影することにしました。

まず、導入用のLV-ZOOMアイピースで中倍率で覗くと、かなり良いシンチレーションです。

透明度もそこそこありそうです。土星のすぐ近くには衛星も見えます。多分、タイタンだと思います。

早速、撮影を開始します。30分強、撮影して後半の2分半ずつ4回の映像が良さそうなので

画像処理しました。

撮影した後に、眼視でアイピースLV4mmとLV2.5mmで眼視しましたが、本体の縞がよく観察できました。

環の開きも左右で確認できました。LV2.5mmだと倍率は240倍にもなり口径80mmの望遠鏡では

過剰倍率でLV4mmでよくてもLV2.5mmではかえってきれいに見えないことが多いのですが、

この日は240倍で、より良く見えました。像が安定していつまでも見ていたいようなト土星でした。

環が薄いのでさすがにカッシーニ溝は見えませんでしたが、もう少し環が開いてくれば多分、

カッシーニ溝も確認できたと思います。

来シーズン以降もまた、好シーイングの土星を狙って、これからも惑星を見続けたいと思いました。

データ:光学系⇒鏡筒ED80Sf+アイピースLV4mm+ビデオIXY-DV2(光学約7倍ZOOM)

    架台 ⇒GPD+SBS(アライメント1つ)

    条件 ⇒約4500×4フレームをRegiStax4処理、215~260フレームスタック(平均238フレーム)

        フォトショップElementsにて4コマ、コンポジット/レベル補正/彩度補正/切抜き

        撮影場所:群馬県南部と埼玉県北部の県境 時刻:3/28 23:47~23:58(JST)

追記:画像処理を強調してタイタンを見えるようにしました。2枚目↑の先がタイタン(たぶん)です。

   こちらは、3466フレームをスタックしてフォトショップElementsでレタッチしています。

   時刻:3/28 23:53~23:56(JST)