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一昨日、X2のファーストライトを試しましたが、散々な状態でした・・・

X2自体は、問題なく、ライブビューもとても使いやすくピント合わせが楽になりました。

問題は、オートガイド用に使用しているPCに、GIMPというフォトショップとほぼ同機能を

持つレタッチソフト(フリーソフト)を、少し前にインストールしたのですが、

ガイドウォークと、GIMPとはぶつかるようでガイドウォークのオートガイドができなく

なってしまいました。この復元のお陰で大幅に時間をロスしました。

GIMPはアンインストールして無事、ガイドウォークが動作するようになりました。

しかし、時間ロスのお陰で撮影対象(バラ星雲)が、ベランダからの位置でマンションの一部が

視野にかかってしまい、ほとんどの写真NG・・・。とほほほほ・・・

また、ベランダでは極軸合わせが十分ではなく例によってDec方向に誤差が大きく星像も歪み

ダメダメでした。

極めつけは、カメラの保存形式をRAWにするのを忘れました!

LPS-P2+天体用赤外除去フィルタは、赤、青のカブリがとても強く、RAWでのホワイトバランスが

できないと、とんでもない写真になります。結局、収穫はゼロでした。月が明るいうちに

心がはやったのが、そもそもの間違いかも知れません。

そこで、気を取り直して翌日(1/15)は、ピントゲージを作ることにしました。

4枚の写真で左上は、フリップミラーを完全にばらし、穴あけしゲージを取り付けたところ。

予想通り、ミツトヨのクイック・ミニのネジ頭ザグリは、φ3.2mm/深さ7~8mmあり、

M4の並目タップを十分に立てることができました。DIYショップで購入したタップで

綺麗に仕上がります。右上が、表示しているところ。その後、フリップミラーを復元して

接眼部に取り付けたのが、左下です。とてもスムーズでいい感じです。

右下は、私のED80Sf(屈折)にピント合わせ時に、解析格子をだしてピント位置を

可視化するための治具です。針金とプラスチップ資料ファイルと両面テープで工作しました。

シリウスを使って、きちんとピント合わせができました。

さて、新月期に向かい徐々に準備が整って着ました。まだ、北天のガイドがうまく行かない点や

東西反転時の、ガイドウォークの挙動など試さなければいけないこともありますが、

一番の問題は、天候と気温です・・・昨日から今朝は寒かった・・・

ちなみにタイヤも雪道タイヤに交換しました~。