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12月26日~27日にかけて撮影しました。

先日は、南天~天頂付近の星団・星雲を撮影しましたが、

今回は、北天に挑戦です。

北天は見かけ上の星の動きが遅いので、精度が上がるのでは、と期待をこめ、

且つ、M81とM82はおおぐま座銀河団の中で、銀河同士の距離が近く、相互作用している

興味深い天体なので、撮影してみました。

M82は中心部が赤く爆発しているように見えることから”スターバースト銀河”

と、呼ばれています。(写真の細長い方がM82です)

撮影は、問題点が2つ。

1つは、北天付近のため、導入精度が悪く、北斗七星を2点使いアライメントを

合計6点行いました。

もう一つは、オートガイドが不調で手動ガイドしています。

北天はもう一度検証の必要がありそうです。

<データ>
光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf(口径80mm焦点距離600mm/笠井マイクロフォース接眼部)

         +LPS-P2フィルター+EOS KISS DX無改造 直焦点撮影

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS(アライメント6箇所)
    
    ガイドウォークを使い手動ガイド

データ:ISO1600 露出時間120sec×8 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像&レタッチ、フォトショップElementsでコンポジット

撮影地:東京都調布市内の公園

撮影日:2008/12/27 午前1時~1時30分