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梅雨が続き、昼間は晴れても夜空は一向に晴れませんね~。
いろいろ暗いニュースが多いですが、日々の生活に明るさを見つけて行きたいと思っています。

写真は家族で近所の公園に行った時に、蓮の花が咲いているのを見つけて撮影しました。
”トンボ池”というトンボを育てている池で、もう、銀ヤンマが周りを飛んでいました。
偶然見つけた綺麗な風景っていいものだな、と思いました。

星は見えないので自然に機材をいじりたくなります。
仕事上、機械加工の図面が書けるのですが、望遠鏡はある意味、金属の塊ですから
部品などは自作したくて仕方がありません。
とは言え、会社の設備を使うわけにもいかないし・・・
と、思っていたら、個人のDIYでアルミの加工をしてくれる業者を見つけました!
早速、マルチプレートとガイド鏡用のバランスプレートの図面を作って見積もりをお願いすると
1個にも関わらず、かなりリーズナブル。これなら市販のマルチプレートを買うより、よさそうです。
すでに、ガイド鏡やマウントなどは少しずつそろえているので、梅雨明けにはオリジナル機材を使って
半自動ガイド撮影で夏~秋の天体が狙っていけそうです。
ビクセンのスライディングプレートも届き、理屈ではバランスは取れそうです。
後は、実践して改善していくつもりです。

「カンタロープ」。私の知らない天文用語でした。小二の長女が私との会話の中で、
『カンタロープって知ってる?』と聞いてきました。どうやら、同じ小学校の6年生に
聞いてきたらしいのです。その子も天体望遠鏡をもっているとのことです。
多分、星好きなんですね。
しかし、私も聞きなれない単語で、素直に『父ちゃんもわからないな~、百科事典で
調べてごらん』というと、なにやらゴソゴソ調べています。
我が家は、気が向いた時に百科事典を1冊ずつ揃えているのですが、私の趣味で選んでいるので
かなり偏っています。当然、宇宙の図鑑はありますが、小二の子供ですから多分、正確に
覚えていないのだろうと思って、見つかりはしないだろうと思いました。
ところが、しばらくすると、『あったよ~!海王星のところだよ!』と言って、娘が
百科事典を持ってきました。確かに、あります。
カンタロープ:海王星の衛星トリトンの地表面の、メロンの表皮に似た網目状の地形。メロンの1品種の
名前。
子供の記憶力とはすごいものです。天文好きでもなかなか正確に記憶できないと思います。
娘も良く覚えていたとは思いますが、最初に教えてくれた6年生の子は、何故、この単語を
選んだのか、それがまた不思議です。メロンが好きだったのかな・・・

また、トリトンの項目で面白いことを見つけました。これは部分的には以前から知っていましたが、
トリトンは月と同じ位の大きさの衛星ですが、海王星の自転とは逆に公転する逆行衛星で、
潮汐力の影響で徐々に海王星本体に接近していると言うこと。数億年後には海王星にぶつかると言うこと。
もともとは、冥王星のような小さな惑星(準惑星)が海王星の重力でつかまった説もある。

と、いろいろと興味深いことが書いてありました。

知らないことは、まだまだたくさんあるものです。散歩をすることも、趣味をすることも、
子供と話すことも大事なことなんだなぁ、と思います。