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ここのところ晴れが少ないのですが、合い間をみて星見をするものの、惨憺たる状況です。
5月26日未明の木星の写真を掲載しますが、実際は、透明度/シーイング共にわりと良好で
良い写真が取れるかと思いきや、処理をすると全くダメでした。
原因は、改造ニューポラリスが不調で、極軸合わず視野の中に、60~90秒程度しか
納まっていてくれないのと、架台の剛性が不足気味でフォーカスノブを回すと揺れが酷く、
ピントが十分に合わせられないなどの点があります。
また、マイクロフォーカサーも節度の調整がシビアで、ビデオコリメート撮影の重い接眼部は
うまく微動ノブが動かず、再調整に出そうと思っています。
また、星団星雲は天ガにM101が掲載されていたのをみて、GPD+ED80Sfで直焦点撮影を試みましたが、
探すことすらできず、写真はおろか眼視でも無収穫…。機材の準備と片付けで酷い徒労感のみ
残りました。
なぜ、導入できなかったんだろう…同程度の赤緯にあるミザールから、赤経で40分程度移動したところなので、ミザールを導入して、モータードライブ16倍で40分/16=2.5分=2分30秒をストップウォッチで
計って移動させたのですが、視野の中心とは行かなくとも直焦点の視野角2°強には十分入ると
思ったのですが…。
しかも、運搬の時に赤道儀の部品が緩んだらしく、部品を一つ落としてしまい、探すのに
えらい思いをしました。
あ~疲れた…

追記:写真差し替えました。はじめ、左に見えているのは、衛星ガニメデかと思ったのですが、
   私が良く拝見する、大先輩のWebサイトを拝見すると、どうも今一位置が違います。私が
   撮影した時間とも2~3時間ほど違うので、天ガで確認すると、衛星はエウロパで、木星本体の
   シミに見えるのは、衛星ガニメデかなと思っています。もしかすると間違いかも知れません・・・