イメージ 1

昨日、SE150N(三号機)とED80Sf(一号機)で土星の撮り比べをしました。
写真のような結果なのですが、興味深いことに眼視で見た印象が忠実に再現されています。

機材⇒鏡筒:ニュートン反射口径φ150mm焦点距離750mm/アポクロマート屈折口径80mm焦点距離600mm
   アイピース:LV4mm、ビデオ:CANON IXY-DV2光学約6倍
条件⇒3600フレームをRegiStax4で自動処理(スタック数n=約300)&ウェブレット処理×2を
   PhotpshopElementsでレタッチ(レベル補正、スケール処理のみ)

写真のように、SE150Nの方が滑らかで分解能があります。これは口径の差で集光力が3.5倍あるので
明るく見えるためです。

しかし、縞模様やかすかに見えるカッシーニ溝はED80Sfの方がはっきり見えます。つまり、コントラスト
が高いと思います。

一般的に屈折望遠鏡の方が、鏡筒内部の迷光処理がしっかりできる構造などでコントラストが高いと
言われますが、目視でも写真でもわかります。

もっとも、一番依存するのは、シーイングでありシーイングが悪い日(冬はほとんどそうですが)は
差はありません。また、SE150Nの方が明るいので、シーイングが良い日はカッシーニ溝は見えやすいかも
知れません。みんなで見る観測会には、むしろ、向いているように思います。

比較をして行くと、その機材の特性が見えてくるので、TPOに応じて使い分け方が見えてきます。

ここ1年、ED80Sfを酷使したので、少し役割分担しようと思っています。
SE150Nは、今回、すこし改造しました。アリガタ金具をVIXEN社の物に換装し、代わりにもともと
ついていたアリガタを零号機のR100Sに取り付けました。また、DG-LVにてビデオを鏡筒に取り付け
しやすいように、接眼部にビクセン・マーケティング社オリジナルのφ36.4⇒φ31.6変換(Short)
に交換しています。また、光軸調整には、レーザーコリメータを購入しました。正確な光軸調整には
コリメーションアイピースが必要なのだと思いますが、レーザーコリメータは頻繁に光軸の確認が
できるので、やはりあると重宝します。