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29年ぶりの天体観測を再開して、約1年が経ちました。
当初、ベランダからED80Sf+ポルタ経緯台で始めて、土星のシーニングがなかなか安定せず、
かなり落ち込んだ時期もありましたが、1年が経過して、我が家のマンションベランダの
気流状態が大きく影響していることに気付きました。
木星のように現状、高度が低い位置にある天体はまだましなのですが、土星は現状、ぎりぎり
観測できる高度で、おそらくマンションの建物に沿って流れている気流のせいで恐ろしく
シーニングを悪化させているようです。

これは、駐車場でも観測を始めることによって両者のシーニングの違い、とりわけ
不定期に極端に荒れるシンチレーションがベランダ観測ではあることに気がつきました。

今日は、ベランダからの土星写真を掲載します。
コンポジットなどはする気にもならないほど荒れいます。

以前の駐車場側の写真と大きく異なります。

たまたま今日は、かみさん不在で、駐車場とは言え、子供置いて外出する訳にも行かず
ベランダ撮影になりました。

カッシーニ間隙の明確な撮影を目指して、また、良い条件を探って行きます。

ちなみに、マイクロフォーカス接眼部はだいぶ慣れました。