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子供の頃から感じていますが、お正月の三が日はシーニング/透明度ともに良いことが多いです。
お休み中の会社が多く、空が澄んでいるのも大きな要因だと思います。明かりも普段よりは暗いです。
昨日も、透明度/シーニングともに良い状態でした。

土星もかなりシャープに見えたので、”カッシーニ間隙”が見えるかも知れないと、目を凝らして見ましたが・・・残念ながらはっきり確認できませんでした。土星の環の角度は15年周期で大きくなったり、小さくなったりします。

(土星の環は公転面に対して26.7°傾いていて、公転周期約30年に合わせて環の傾きが変化します。
 地球に対して完全に水平になると、環の厚さが150mほどしか無いので、完全に見なくなります。)

今は、環の角度は、かなり薄くなって来ている状態なので、”カッシーニ間隙”は見えにくい時期
なのですが、そのせいなのか、単に、コンディションの問題なのか、腕の問題なのか・・・

なかなか確認できません。

光量も足りないので、ビデオの光学ZOOMも10倍までは拡大できず、8倍ほどです。

データ:光学系⇒ED80Sf(φ80アポクロマート屈折焦点距離600mm)+LV4mm+IXY DV2約光学8倍ZOOM28mm
        合成焦点距離約4200mm
    架台 ⇒GPD赤道儀+MT-1モータドライブ
    処理 ⇒約3600フレームをRgiStax4にてスタック&明瞭化。左記2枚静止画をコンポジット。