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話題のホームズ彗星ですが、天文台などのサイトを見ると大きな望遠鏡での光芒が掲載されていて、
個人用望遠鏡では、あまり見えないかも知れないと期待しないで観測をしてみました。
星座早見盤で、ペルセウス座を探して、夜空を見上げると、”あれか?”という感じの星があり、
7X50(口径50mm7倍)の双眼鏡で見ると、他の恒星とはっきり識別できるではありませんか!
恒星が”点”に見えるのに対して、ぼんやりとした光の広がりを見ることができます。以前見た、百武彗星の”しっぽ”が無くなった感じです。(色は百武彗星が青緑だったのに対して、ホームズ彗星は黄色です)
嬉しくなって、早速、カメラに納めることにしました。現状、望遠鏡と赤道儀は、モータードライブ設置中でしかも、前回の夜露の教訓から現在、カイロかヒーターの導入までは、観測を控えたいので今回は固定撮影です。月が月齢17日で空が明るいので、どの道、長時間露出はできないので、15秒の露出としました。機材はEOS-KISS-DEGITAL-X+SIGMA55~200mmZOOM、設定は、ISO800、露出15秒、WB:太陽光、1枚目がZOOM70mm、2枚目が200mmに設定。矢印がホームズ彗星です。
写真上がペルセウス座です。α星も同じぐらいの明るさなのですが、違いが写真でもわかると思います。
双眼鏡で星を見るのは、実は、とても面白くて、特に、彗星を見る時は、恒星と同じ視野内で比較ができるので楽しいですね。