各所のニュースでベテルギウスの減光が報じられていますね。
超新星爆発が近いのか、否かまさに神のみぞ知るという事ですが、もし継続的に減光していくのであれば、記録に残したいと思い久しぶりに、ポタ赤をベランダに設置しました。
CANON EF24mm F2.8解放 EOS60D SP4 ISO400 x 30sec x 19コマのオリオン座です。
201912OrionR3
DARK減算もFLAT補正もない、光害地/調布での撮影なのでバックグランドがかなりムラになっていますが、冬の大三角の一角、プロキオン(画像左上)や同じオリオン座のリゲル(画像右下)と比較して暗いように感じます。
撮影日は、2019年12月28日です。ほぼ2年前に山梨県朝霧高原で撮影した15㎜の画像をだいたい同じ画角でトリミングした画像が下記です。
201712比較用_冬の大三角R011
空の暗さの条件がまるで違うので、印象が異なりますが、この時はプロキオンやリゲルと同等の明るさのように感じます。星の寿命は我々の時間スケールとは全然異なり数万年単位での変化ですから、気にしても意味が無いのかも知れません。しかし、超新星の最終局面は、1年や数日で劇的な変化があるようですので、変化を観測するのは宝くじを買う程度の意味はあるかもしれません。