2019年01月

AGS-1Sとステラショット接続

ステラショットは、かなり秀逸
前回遠征で実感しました。EQ6-Rはステラショットにサポートされているので、遠征時は非常に効率良く撮影を進めることが出来ました。
一番便利な機能は、『導入補正』機能です。実際にこれまで淡い天体を思い通りの構図にするのは、なかなか時間がかかり自動導入赤道儀であっても苦労をしていました。
ステラショットの実際に撮影カメラで撮影し、抽出した恒星位置から赤道儀位置を補正するという発想は興味深いと思っていましたが、実際に使用すると使い勝手は非常に良いです。ピント補正やオートガイドは他の手段でも対応できるので、どうしてもステラショットでなければ手に入れられない機能は、この『導入補正』だと思います。
もう一台の撮影システムは、赤道儀はGPDで駆動はAGS-1Sとなっています。K-AstecのAGS-1Sは、これはこれで非常に秀逸な機械で、USBにダイレクトに接続でき高速かつ高精度なステップモータでオートガイドでもこれまで安定した動作をしていて実績を考えてこれからも活用したいシステムです。
シュミットさんにもアドバイスを頂いたので、ASCOMでステラショットに接続を試みました。いきなりステラショットで接続するのも危険と思いステラナビゲータ9が入ったPCで、接続を試しました。
に従って、作業を進ます。AGS-1SはE-ZEUSに準拠しているので、星見庵さんの
●ASCOM Telescole Driver for E-ZEUS Ver. 2.03
を選択しインストールしました。あえてE-ZEUS2に対応したベータ版は避けました。
結果としては、順調に問題なくインストールでき動作も問題無しです。
続けて、本番用の機材にステラショット、ASCOM、E-ZEUSをインストール。COMポートを適切に選べば問題無く動作します。接続は室内模擬的に接続行っています。
イメージ 1
ちなみにAGS-1Sは、接続しただけでWindow8.1ではドライバはPlug anb Playでインストールが開始しました(USB-Comポート変換の機能だけかも)。
Comポートは、
イメージ 2
で、動作しているCOMポートを確認してE-ZEUSの設定側で選択します。

イメージ 3
左上のE-ZEUSの設定ボタンでCOMポートが設定できます。
動作も問題なく、導入をスムーズに行きました。
さて、これで『導入補正』がうまく行くかは実際の星空で試してみます(続)


2019年初遠征その4

初遠征これで最後です
夜半もだいぶ過ぎて薄明までの間でもう少し頑張ります。
まずは固定撮影の『しぶんぎ座流星群』です。結論から言うとあまりゲットできませんでした。時々、空を見上げてもあまり多くの流星は見れませんでした。
元旦夜に妻が空を見上げて流星を見つけて喜んでいたので、期待していたのですがこれまでも三大流星群のなかで『しぶんぎ』はあまり数が多くない気がします。
と、言い訳しつつ一番良かった1つです。
イメージ 1
EOS kiss X2  タムロン17-55mm 17mm F2.8 固定撮影
撮影条件ISO1600/SS30Sec 画像処理ソフト+PSE15
流星と富士山と金星という構図ですが、もう少しインパクトがあればな~・・・
これは運次第なので仕方がないのですが。
さて、メインのεは、彗星撮影の後にバラ星雲NGC2237を撮影しました。
イメージ 2
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX8コマ 総露出40分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
人工衛星は通過しちゃったのですが、その2コマが惜しいので使用しました。
バラ星雲も久しぶりですが撮影すると改めて綺麗な星雲だな、と思います。

空は春の天体がメインになってきました。次は銀河を撮影したいと思いました。
430㎜の焦点距離だと複数の銀河を撮影できる対象でM95,M96,M105を選びました。
イメージ 3
撮影機材① 撮影条件ISO1600/SS300SecX6コマ 総露出30分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
銀河団も久しぶりです。今回の対象も初めてとなります。

今回の遠征成果はここまでです。Edge800HD立ち上がりにもう少し時間がかかりそうですが、いずれば銀河のクローズアップ撮影に活用していきたいです。
さて、次の遠征はいつできるだろう。

2019年初遠征その3

露出しているい間も休まず準備です
オートガイド2台体制は実は今回が初めてです。
EQ6-Rは1年ほど前に入手をしたのですが、なかなか練習ができず
GPDと並列で撮影する余裕(主に心の・・・)がありませんでした。
昨年末は天候に恵まれ、ベランダでの練習やいろいろたせたのが功を奏しました。
やはり理屈では分かっていてもいても、真っ暗な闇夜で試行錯誤は困難なので
慣れていることが大切ですね。
もう一つ、今回はEQ6-Rとステラショットの動作が良好だったこともあります。
これも事前にDEC側のウォームホイールとギアのギャップを調整(RAはほったらかし。バックラッシュが重要なDECのみ調整。比較的簡単な作業です)したり、ベランダでのオートガイドの動作確認ができたこと、加えてステラショットの導入補正がとても効率的に撮影が進められたのが大きな要因です。これでステラショットがミラーアップに対応して、AGS-1sとの接続できれば言う事はないのですが・・・あまり贅沢を言ってもいけないので、十分メリットのあるソフトだと思います。
クリスマス星団撮影緒の後は、高度が高くなった『わし星雲IC2177』を撮影しました。
イメージ 1
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX18コマ 総露出90分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
高度が低く、育樹記念広場などでは撮影し難い対象なので映してみたいと思っていました。今回の撮影場所は南側が開けているので良好です。
撮影開始時点で夜半を過ぎていました。同時並行のGPDはM78を導入しようと思いましたが・・・F10ではどうしてもM78短時間露出では見つけることができず、レデューサを使用することにしました。私のオフアキはOAG-9なのでレデューサを使用してもそのままオフアキが使えます。
専用レデューサを挿入して再度バランスを取りピントを追い込んでM78を何とか捕捉しました。
イメージ 2
②GPD+Edge800HD+EosKissX2(SEO-SP2E)
撮影条件ISO1600/SS300SecX6コマ 総露出30分
撮影時使用ソフトSuperStarⅣ,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク補正)+PSE15+SI7
露出が足りないのとガイド精度も良いとは言えないのでこちらはまだまだ改善が必要ですね。
今回は、しぶんぎ座流星群の極大日なのでこの夜半過ぎからは、固定撮影で流星も撮影開始しました。朝まで撮影を続けます。
同時に①の機材では、終夜観測できる『ウィルタネン彗星0046P』を撮影しました。
イメージ 3
撮影機材①と同じ
撮影条件ISO1600/SS180SecX14コマ 総露出52分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
ダストテイルもイオンテイルもはっきりしませんが、彗星らしい緑がかった色合いがわかります。彗星の撮影も久しぶりとなりました。
この後もまだ撮影は続きます。2~3カ月に1度でも良いので今回のように天気にも恵まれた遠征ができると嬉しいのですが・・・

2019年初遠征その2

じっくり撮影した方が質の高い写真が取れると思うのですが・・・
どうしてもいろいろと撮影したくなってしまいます。久しぶりだとそうなっちゃいますね。
1月3日の遠征では、EQ6-Rとステラショットの遠征初投入となりました。練習の甲斐もあってこちらは順調でした(結果的に星像が歪で光軸などの検証が必要に感じましたが・・・)。反対にGPD+AGS-1s+Edge800HDの組合せは感が鈍ったせいもあって不調です。
計画をリカバリーしながら撮影を進めて行きました。
次のM33も当初はEdge800HDで撮影する予定でしたが、不調のためEQ6-Rに載せたε130Dで撮影することにしました。
イメージ 1
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX18コマ 総露出90分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
すこし小さいので、中央を拡大して彩度を調整しました。本来は、Edge800HDで
期待していたイメージです。
イメージ 2
イプシロンは非常にシャープな画像なので拡大してもあまり星像が甘くならないです。
優秀な鏡筒だとつくづく思います。
同時並行でEdge800HDでM42を撮影しました。こちらはF10といえども飽和気味で多段露出すれば良かったと思いました。
イメージ 3
②GPD+Edge800HD+EosKissX2(SEO-SP2E)
撮影条件ISO1600/SS300SecX4コマ 総露出20分
撮影時使用ソフトSuperStarⅣ,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク補正)+PSE15+SI7

続いて①でクリスマス星団の撮影です。ブログでは忙しくなっちゃいますが、現場では寒くてジッとしていられないというのがホントのところです。
イメージ 4
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX18コマ 総露出90分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
クリスマス星団は、広がりのあるエリアで2年前の同時期にモザイクにトライしています。今回は片側に絞って素直に撮影しました。やはり久ぶりなので、基礎的に始めようと思います。
②のガイドの様子は、300mmのガイド境を使った状況で、
イメージ 5
もう少し追い込みたいと思いますが、ガイドカメラはQHY5L-ⅡでEOS60Dよりも画素サイズが小さいのでガイド境の1画素がEOS60Dの1.25画素相当で影響は限定的だと思っています。
星像の歪さは、光軸によると思っていますが総合的に検証して行きたいと思います。さて、まだ撮影していますので順次掲載して行きます。

2019年初遠征

思えば2018年は、遠征が全く成功しませんでした
1~2回、遠征に出撃はしたものの雲に阻まれて撮影には至りませんでした。
星見自体の回数も減ってしまっていたので当然といえば、当然です。
感や機材のメンテナンスも鈍ってしまったので、ますます出不精になっていましたが、今年の年末年始は、幸いにも天候に恵まれ、かつ、お休みもカレンダーの並びが良かったので、ベランダで天体撮影で多くの練習ができました。毎年、年明けに遠征することが多いのですが、今年(2019年)は、順調に遠征に向けて準備が進んだので、1月3日~4日朝にかけて無事、遠征に出掛ける事ができました。

久しぶりの撮影は、とても楽しく防寒着の上着を忘れるという痛恨のミスを除けば
結果以外は順調でした(笑)
時系列は逆になりますが、撮影後の富士山です。余裕がなく、撮影中の様子や、
風景をあまり撮影できませんでしたが、明け方の富士山はとても綺麗で写真に
収めることができました。
イメージ 1
ここから見える富士山は、大きく雄大です。久しぶりに見ると感慨深いものが
あります。
時間は、15時間ほど遡って1月3日午後16時前に現地に着きました。
まだ、他の星屋さんはおらずそんなに人が集まらないかと思いましたが、
その後、どんどん増えて、最終的には10人以上の方が撮影されていたと思います。
三大流星群の極大日ですから、多いと予想したのですがそれ以上でした。
最近は、熊などのリスクも心配ないので、人が多いのはありがたいです。
機材は、カメラ3台体制。
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
②GPD+Edge800HD+EosKissX2(SEO-SP2E)
③固定 シグマ17-55㎜+EosKissX2
で、オートガイド2台、流星1台の体制で臨みます。①はステラショットを使用します
②はSuperStarⅤまたはⅣを使用しました。
①はまず、M31アンドロメダ銀河が対象です。ステラショットは、導入後対象の視野ずれを自動で補正してくれるので非常に撮影が効率的にできます。
イメージ 3撮影機材①,撮影条件ISO1600/SS300SecX19コマ
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7

同時に②M33を狙おうと思いましたが。この日の②は絶不調です。まずAGS-1sが
PCに認識しません、いろいろ試行錯誤の末、ケーブルを交換し動作するも導入がうまく行かず、よくよく調べると内部電池切れで時計のずれていたNotePCの日付が1年ずれておりそれを修正してようやく動き出しました。
しかしF10というEdge800HDでは、なかなか対象が見つからず時間も大きくロスをし、断念。
代わりに次の対象、M1にスキップしました。②もステラショットの導入を真剣に考えます。AGS-1sがASCOM経由でステラショットに繋がるか検証しなければ…
導入後のM1の撮影でも、オートガイドも乱れまくりです。オフアキでガイドしましたが
星が暗すぎてLodeStarでは、時折、ガイド星を見失ってしまいました。
ガイド方法も見直さなくては。②側は今回、課題山積みでした。そのM1↓。
イメージ 2
撮影機材②,撮影条件ISO1600/SS300SecX16コマ
撮影時使用ソフトSuperStarⅣ,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク補正)+PSE15+SI7 中央トリミング

真ん中に導入出来なかったので中央トリミングしました。
良い出来ではありませんが、今後の課題のために記録として掲載します。
好きな星雲の一つですが、ちょっと残念でした。
まだまだ沢山撮影したので、この後、順次掲載します。
なお、防寒着の上着はウィンドブレーカーの中に重ね着をしてしのぎました。
妻からもらった電熱線入りのヒーターベストのお蔭で何とか一晩しのげました。
気温は手元の温度計で-10℃以下になっていましたのでかなり寒かった・・・
ギャラリー
  • 一等星の恋
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