遠征は久しくしていないのですが、ベランダでの練習を再開しました
朝が早い生活が続いており、遠征はしばらくお預けの状態です。
星見をしたい気持ちはありますし、機材いじりもしたいのでまずは、ベランダ観測を再開しました。

しかし、この時期、天気は回復したものの惑星観測するにも我が家のベランダから観測できる対象はないし…
それならばっ!と直焦点の練習をしようと思い、新機材のEQ6-Rを稼働させることにしました。

すでに何度か動作させているのでだいぶ立ち上げ方は、慣れました。しっかりとした安定感は良いのですが、
なんせ重量があるので、大変です。

せめて鏡筒だけでも軽量化するべく、GINJI150FNを使用することにしました。
イメージ 1
さて、ここで問題です。これまで、GPDでも極軸は、方位と高度でラフにしか合わせていませんでした。
EQ6-Rでも同じ状態で、オートガイドしたところ非常に暴れ方が大きく、星像が”点”になりません。

数週間前から悩み、EQ6-Rの極軸アライメント機能も試しましたが、2スターアライメントか3スターアライメント
が必須であるため我が家のベランダではうまく行きません。
※2,3スターアライメントでは、2個目の星の候補が少なく実行できませんでした。
ドリフト法は理屈は分かっていても、実際にうまく行く自信がなかったので、ネットで調べたところ、
PHD2のドリフトアライメント機能を知って試すことにしました。龍之介さんのBrogを参考にさせていただきました。
ありがとうございます!

結果は大成功です! 不慣れなため、高度調整に少々手間取りましたが、基本的な考え方は非常に
シンプルで扱いやすい機能です。さすがPHD2ですね~、天文ファンの使い勝手をとても理解していると
感じました。

これでベランダ観測でも良好な極軸で練習できそうです。
EQ6-Rのガイド精度も概ね良好です。DEC側のバックラッシュも少なめでRA/DECともに安定しました。

次回、遠征までは、しばらくベランダでの練習を重ねたいと思います。

目標は、1000~1600mmの長焦点で耐えられるガイド精度を得たいと思っています。
折角の中型赤道儀なので、春に向けて銀河などの小さな対象も狙って行けるようにしたいな~