2016年01月

プレアデス星団

カルフォルニア星雲の次は、プレアデス星団です
1月10日の遠征のメインは、昴こと、プレアデス星団M45です。
私の最も好きな天体の一つです。小学生の頃、この星団が見え始めると冬の始まりを感じていました。
小さな星の固まりが、北風が吹き始めた東の空でチラチラと瞬いていると『冬が来たな~』と
感じていました。同時にカルフォルニア星雲などの赤い散光星雲星雲とは対照的に青い星間ガスが
とても魅力的な星団です。
イメージ 1
光学系:ε130D+Cooled EKX2(吸熱板温度-14.7℃)+バーダープラネタリウムIRカットフィルタ
架台:GPD+AGS-1s+PHD Guidingによるオートガイド(ガイド鏡φ60/300mm+Lodestar)
条件:ISO800露出10分 20コマ 総露出200分 SI7/RAP2/PSE9にて画像処理※ダーク,フラット有
DATE:22016/01/11 0:04(JST)~ 山梨県育樹祭記念広場

構図がやや右に寄っちゃいましたが、淡い部分も少しは抽出でき来たでしょうか。
この日はGPDの機嫌がすこぶる良く、DEC側がとても安定し提案していました。20コマ中2コマぐらい
微妙なものがありましたが、他はおおむね良好でした。
DEC側のウォームギアとホイールのクリアランスをギリギリにつめたのが良かったかも知れません。
とは言え、もう少し積載荷重が大きな赤道儀が欲しいところが本心ですね。

お隣でこの日お知り合いになった、MattariさんのEQ6Proはかなりしっかりしていそうでした。
価格から言うと、EQ6ProかSXD2辺りが現実的に可能な範囲ですが、物欲出てしまいます。
EM200の新製品もとても良さそうですが、ちょっと手が出ないかな・・・

新年初遠征

画像処理が間に合っていません。昨年分もまだ残っています・・・
1月10日新年初・育樹遠征です
イメージ 1
最近、寒いのと老眼で暗くなると細かいものが良く見えないので、早めに現地に着くことが多いです。
イメージ 2
今回もほとんど車が無い時間に到着です。1月なので寒いのことは寒いのですが、例年の育樹に比べるとかなり暖かいです。雪も皆無です。
育樹は木立が成長して、北側の舗装路には赤道儀を設置することが難しくなってしまいました。砂利側に設置します。この位置だと南側の低空の対象が撮影できませんね。
イメージ 3
夏の天の川付近の対象は、厳しそうな感じです。新月の日なので、薄暮が無くなれば撮影は開始できるのですが、富士吉田の明かりがあるので、育樹は夜半過ぎからがコンディションが良くなります。
ただ、この日はGPV予報で夜半から雲が広がる予定です。折角の遠征なので、薄暮が無くなると共に撮影を開始しました。まずは、ペルセウス座の散光星雲/カルフォルニア星雲NGC 1499です。
イメージ 4
光学系:ε130D+自作Cooled EKX2(吸熱板温度-14.7℃)+バーダープラネタリウムIRカットフィルタ
架台:GPD+AGS-1s+PHD Guidingによるオートガイド(ガイド鏡φ60/300mm+Lodestar)
条件:ISO800露出10分 8コマ 総露出80分 SI7/RAP2/PSE9にて画像処理※ダーク,フラット有
DATE:2016/1/10 18:49(JST)~ 山梨県育樹祭記念広場
フラットが若干あっていませんね。何台か車が入って来てヘッドライトが入ってしまったか、そもそもバックグランドが明るかったのでカブリの影響かも知れません。
この後、いくつかの対象を撮影しました。画像処理をしていきたいと思います。
ギャラリー
  • 一等星の恋
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM20パンジー星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PRO導入!自宅で撮影コロナ渦対応!