すっかりご無沙汰をしてしまっていますが、星見は続けています
恥ずかしながら2013年初の記事になります。モチベーションが下がっている訳ではないのですが、
仕事が少し忙しいせいか、年のせいか、なかなかブログの更新が出来ませんでした。
 
遠征も頻繁には出かけられず、パンスターズも未だ撮影出来ず…思うように行かないところも
ありますが、星見は見れれば幸せなところもありますから、あまり気にせず、のんびりペースで
続けています。
 
さて、自宅ベランダでは、昨年値上がり前に購入できたSE200Nが、相変わらず良い仕事をしてくれます。
 
4/27、28は天気に恵まれ、GW休暇ということもあって連夜で撮影に望みました。
 
4/27はシーイングが悪く、あまり思わしくありませんでしたが、4/28は目視でもカッシーニ溝が
確認出来る程度にはシーイングが改善しました。まだまだ最良と言うわけでないのでしょうが
とりあえずは、今シーズンではまずまずな画像が得られました。
イメージ 1
光学系:SE200N CR+LV-4mm+CANON IXY-DV2(光学8倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1+PHD Guiding
条件 :2013/04/28 21:47:48JST 3分撮影よりRegStax6にて⇒1200フレームスタック,明瞭化
     4画像をコンポジット
 
PHD Guiding??惑星で何でオートガイド??そもそも、お前が持っているのはガイドウォークじゃなかったっけ??
と様々お思いの方もいらっしゃると思います。そうなのです・・・今回は、新オートガイドシステム検証の目的も兼ねています。これまでオートガイドには、ガイドウォークを使ってきました。ガイドウォーク自身は、ソフト&ハードともにとてもよく出来た製品で初心者だった私にとって、長時間露出への道を切り開いてくれた素晴らしいツールでした。
 
ただ、ガイドウォークに使用できるガイドカメラはWebカメラ(ビデオ系カメラ)に限られていて、感度の高いMeade DSIなどのスチールカメラ系のCCDカメラと組み合わせて使うことが出来ず、ガイド鏡に微動マウントが必要です。
 
撮影する対象によっては、ガイド星を見つけるのに一苦労。特に天頂付近での微動マウントの操作は、腰の悪い私には年々辛くなって来ていました。
 
遠征の際に、いーぐるさんや、とりぷるあいさんに見せていただいたDSIの画像は、視野に何個もガイド星が写る脅威の感度で、これならガイドマウントは不要であることが納得させられました。
長らくDSIを探していましたが、なかなか出物が無く、また、リレーBOXの購入なども考えると同じタイプのCCDチップを搭載するStarlightExpress社のLodeStarに、かなり心が惹かれていました。
 
天文ハウスTOMITAさんのHPを見ては迷っていましたが、4月より円安の影響で価格が大幅に上がることを知って、その前に購入することを決心しました。
 
荷物が到着すると、少し練習をしましたがLoadStarとガイドソフトは皆さんが使用しているPHD Guidingをインストールして使用することが出来ました。
 
新ガイドシステムを導入して雑感&備忘録
●感度は物凄く高い。また、16bitの分解能のため光害や月明かりがあってもガイド星はほぼ見つかる。
●PHD Guidingは非常に使いやすい。天文ガイド2011年2月号の特集記事を見るとほぼ理解できる。
●長らく調整していなかったDec側のバックラッシュが大きく再調整が必要。それさえクリアすればR200SSでも
 オートガイドで好結果が期待できそう。
 
この日は、かなり月が明るかったですが、折角なので直焦点撮影もチャレンジ。我が家のベランダから撮影できる
明るい対象として球状星団M5で試写してみました。鏡筒をSE200NからR200SSに載せ変えます。同じ20cm鏡筒でも
R200SSは軽い!
 
新ガイドシステムでは、微動ガイドマウントが省略できたことによって、R200SSは親子ガメでガイド鏡をリジットに固定しています。かなり安定したように思います。遠征での実践が楽しみですが、春の銀河の季節はシーズン後半でちょっと遅かったかな・・・
夏の星団星雲は2~400mm程度の被写体が多いので、これからはBORG60EDの出番が多いかも。
 
さて、M5撮影の結果は↓の通りです。
イメージ 2
光学系:R200SS+コマコレ3+EOS Kiss X2 SEO SP2E+LPS-P2
架台:GPD+AGS-1s+PHD Guidingによるオートガイド(ガイド鏡φ60/300mm)
条件:ISO800露出1分 4コマ 総露出4分 SI6/PSE9/FlatAideにて画像処理、ダーク無/フラット無
DATE:4/29 0:29:06~
 
FlatAideは相変わらず凄いソフトです。バックグランドのムラが綺麗に無くなります!極軸がずれているので視野が回ってしまっているのか、コマ収差のせいか上の左右の角の星像が変ですが、ガイド自身はギリギリセーフな感じです。Dec側を再調整してもう少し長焦点まで使えると今まで手が出なかった小さめの銀河も撮影できるようになるかな~
 
遠征が楽しみですが、さて、いついけるかな・・・。