2011年05月

19日と20日の土星(う~ん、ブログ更新が追いついていません…)

なかなかブログの更新が追いつきません…
19日と20日は土星を撮影しました
19日はマンションの建物の影に沈むぎりぎりのショット。
20日はED80Sfでチャレンジ。21日もトライしたのですが、R200SSで拡大率を上げすぎたのか、
ピントの追い込みが甘かったのか…まともな画像になりませんでした。
ますは、19日はR200SSでチャンレンジです↓
イメージ 1
架台  :GPD+AGS-1s(恒星時駆動)
光学系 :R200SS(φ200mm F4反射)+LV-4mm+IXY DV2(光学6倍ズーム)コリメート撮影
条件  :2011/5/19 23:30:51~(JST) 4489フレーム程度を処理、994フレームをRegiStax4
      にてスタック&明瞭化&PSE処理
 
撮影時刻が遅くなってしまったので、ぎりぎり撮影できたものです。
相変わらずのRegiStax4の処理なのですが、とりぷるあいさんからRegiStax6が5よりも処理速度が
かなり速くなったとの情報をいただいたので、次回、試してみようと思います。
 
19日は、R200SSを使用しましたが、20日は翌日に子供たちの運動会も控えていることから、
ED80Sfにて撮影しました。やはり小型屈折は準備/撤収が楽です。
 
入門にはED小型屈折はお勧めですね~で、撮影画像は…
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架台  :同上
光学系 :ED80Sf(φ80mm F7.5屈折)+LV-4mm+IXY DV2(光学7倍ズーム)コリメート撮影
条件  :2011/5/20 20:12:48~(JST) 4441フレーム程度を処理、1903フレームをRegiStax4
      にてスタック&明瞭化&PSE処理
 
なかなか今シーズンのベストショットに辿り着きません…
 
梅雨になっちゃいますかね~

マルチプレート改造とBORG60ED+CooledX2収差検証

暗いニュースは多いし、天気は晴れないし…何か楽しみを見つけないと息が詰まります。そこで…
天文工作~マルチプレート改造編です
前々回あたりにR200SSのガイド鏡固定方法について、検討していました。
adonoanさんからのアドバイスで、固定バンドを4本にして長めのアリガタで2本でがっちり固定、
という構想を考えました。
しか~し、ひとつ決定的な問題が・・・私の赤道儀は、GPD(しかもかなり年季が入ってます…)
マルチバンドは、1kg強、長めのアリガタを含めると1.5kgになるでしょうか…
小亀のままだと今でもぎりぎりのバランスウェートも重量を増やさないといけないかも。
となると非力なGPDではガイドがうまく行かないかも…
少しリスクが大きいのでまずは、コストのかからない方法から試そうと、マルチプレートを
R200SSに使えるように改造しました。
 
私のマルチプレートはもともと図面を作って、日本プレート精工という会社で製作していただいた
ものです。納期は2週間ほどかかりましたが、コスト的にはVIXENのマルチプレートより安かった
と思います。アリガタは、SE150Nに付属していたものを赤道儀側に使用し、ガイド鏡用に
天文ハウスTOMITAさんのアリガタにを使っています。
 
非力なGPD用に幅240mmとかなり小ぶりに作ったため、BORG60EDとED80Sfには使用できますが
R200SSにはガイド鏡と干渉するため、これまで使うことが出来ませんでした。
 
今回、M6のタップ穴を増やしてガイド鏡と写真鏡の間隔を45mmほど広げました。
重量は鏡筒バンドを増やすとの同じくらいだと思いますが、ガイド鏡がRA軸に近くなるので、
モーメントが減ってバランスウェイトは増やさなくても良いではないかと思っています。
で、こんな感じにしました↓
イメージ 1
アリガタ、アリ溝をギリギリまで、外側に離しました。
イメージ 2
僅かにアリ溝がはみ出しますが、影響は無いレベルだと思います。実際にR200SSを積載↓
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Cooled X2も積載しています。この状態でバランスしています。DEC方向のバランス位置は↓
イメージ 4
のような感じです。ガイド鏡側のアリ溝ははみ出しますが、もともとアリガタにしか接触しないので
剛性には影響しないと思います。感じとしてはしっかりしていますが、果たしてどうなるか
次回撮影時が楽しみです。ダメなら別案を検討します。
 
さて、もう一点、BORG60EDの周辺収差の検討です。
従来から右下に強い非点収差があったのですが、前回、冷やし過ぎないR200SSではこの現象は
あまり見られなかったので、非冷却時の擬似星シートによる周辺収差を調べてみました。
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簡単にWordで作ったのでいい加減な擬似星シートです。IRカットフィルター無しなので赤カブリしています。
光学系は、BORG60ED+レデューサDG×0.85(#7885)です。
四角を見ると、
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少なくとも右下の収差の集中は無さそうです。少し周辺のピントが中央とずれているようですが、無限遠では無いので何とも言えませんね。
次回は実際に星像も検証してみたいと思います。あまり冷やし過ぎないようにして、この程度の星像が維持できれば良いのですが…これまたそうはうまく行かないのがいつものことなので、Try&Error&Retryでチャレンジしてみようと思います。
 
 

ムサシノキズゲとR200SS自宅でテスト

母の日は府中に出かけました
5月8日の母の日は、家族でとりぷるあいさんのお膝元、府中の森公園と浅間山に出かけました。
 
子供通院している歯科が府中にあり、天気も良かったので帰りがけに寄りました。
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天気が良かったです。例のタムロンA16をノーマルのKiss Xにつけてお出かけです。
途中、不思議なオブジェが・・・
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目玉???ですよね。『七夕の樹』という題名でした。
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府中の森公園から歩ける距離で浅間山(センゲンヤマ)はあります。
浅間山は以前、とりぷるあいさんのブログでも紹介されている府中の小さな山ですが
自然が良く残っています。
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ちょうど、ムサシノキズゲという希少種のフェスティバルを行っていました。
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黄色い綺麗な花です。桜で言えばちょうど満開のころでした。
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アップで…
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名前が分からないのですが、他にも美しい花が咲いていました~
イメージ 11
さて、この日は夜も天気が比較的良かったですが、GPVの予想では夜半から雲が昼がる予定なので、
遠征は見送り、自宅でR200SSのテストを行いました。
 
内容は、ガイドの不安定さの検証、フラットの不整合、周辺収差です。
対象は球状星団M5です。
イメージ 3
光学系:R200SS+コマコレ3+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-7℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO400 SS5分×8 総露出40分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正有)
     PSE9ノイズ低減、彩度調整、トリミングなし
 
まず、ガイドですがこれは前回鏡筒バンドが緩んでいたことに気付きました。今回、適度に締め付け
補正率を30%程度にするとRA側のハンチングは半分程度に改善しました。
完全ではないので、いずれ4本バンド固定に変更する予定です。
 
次にフラットの不整合ですが、相変わらずミラーボックスケラレ状のバックグランドムラがあります。
ちなみにフラットなしも試しましたが、こちらは画像素子のゴミが見えてしまい、やはりやらないよりは
やった方がマシのようです。うまく整合させることが大事なのですが・・・さて、やはりRAP2を試すべき
でしょうか・・・
 
最後に周辺収差です。四角、中央を拡大すると、
イメージ 4
前回のように、右下に集中することはなさそうです。
コマコレの性能から考えてもこれくらいは及第点のように思います。
これは仮説ですが、前回の吸熱板温度は、-26℃、今回が-7℃です(外気温の違いによる)
この20℃弱の温度差が原因かも知れません。
すなわち、あまり温度を下げるとバイメタル効果のように画像素子が”反る”のかな?
 
仮説ですが、次回遠征時に、冷やし過ぎないようにして試してみようと思います。
ちなみに-7℃ぐらいだとダーク減算も行った方がよさそうなので、次回遠征は
ペルチェのパワーを少し落として変わりにダーク減算を加えてみようと思います。
さて改善するかな?

天の川のモザイク

天の川銀河
ご存知のとおり、われわれが属している銀河系ですが周辺とは言え、系の内部にいるのでなかなか”銀河”の中にいるという、実感がわきません。
 
フィッシュアイなどで全天撮影すると、全体は見えるのですが歪んでしまうので銀河っぽくなかったのですが・・・
 
前回遠征時の天の川をPSE9のパノラマ合成で繋いで見たら…
イメージ 1
なんと!まっすぐ繋がって、銀河っぽくなっちゃいました。
このPSE9の機能は面白いですね~すべてオートマチックにやっちゃうので、嘘っぽくもありますが
 
大筋でこの銀河の形状は正しいのかな~と、思っています。
 
われわれの銀河をもう少し遠いところから、エッジオンで見ると暗黒体の強い、バルジが小ぶりで細長い、銀河に見えるのだろうな~
 
もうちょっと緯度が低い場所なら銀河の南半分も見えるでしょうね~

4月28日富士山麓遠征結果~R200SS編~

フラットが・・・ガイド鏡固定が…収差が・・・
と、嘆いてみても始まらないのですが。三重苦な感じです。
ついでに言うとピントも甘め。いずれも改善が必要です。
 
今回は、今までR200SSで撮影できていなかった二つの銀河をまずは撮影しました。
この時は、ガイドは安定していました。鏡筒が向く角度によって、RA側がどうも共振するようです。
ますは、子持ち銀河M51
イメージ 1
光学系:R200SS+コマコレ3+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-26℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO1600 SS15分×5 総露出75分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正無)
     PSE9ノイズ低減、彩度調整、中央トリミング
 
フラット補正も試したのですが、ミラーボックスケラレなどがなぜか強調されてしまいます。
あきらめて、フラット無しで処理して周辺はトリミングしました。なので実際にはもう少しM51は
小さめです。
それにしても、スカイフラットもPCモニターフラットも試したのですがなぜかNG・・・
根本的に原因を探らないとダメなようです。何なのだろうね~
 
次は、黒目星雲M64です。
イメージ 2
光学系,架台 :同上
条件 :ISO1600 SS15分×3 総露出45分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正無)
     PSE9ノイズ低減、彩度調整、中央トリミング
 
これもトリミングしています。銀河はみな小さいですね。GS200RCあたりがあると良いのですが、
それは景気が良くなってからのポチるお楽しみと言うことで。
 
周辺をカットしているので目立ちませんが、四角の一角に収差が出ます。
以前から気になっていたのですが、GW前に調べたところ、もう一台のX2 SEO-SP2Eの方は収差の
偏りは無いので、Cooledの固有のもののようです。吸熱板を取り付けているので、画像素子が傾いて
いる可能性があります。時間がある時に一度分解して再調整したいと思います。
 
さて、ここまではガイドは安定していました。風も無い日だったので、安心していたのですが次の対象のため
東西を反転させると、RA方向がハンチングします。補正率を通常の50%から20%まで減らしてもダメです。
以前からR200SSの上に小亀にしているガイド鏡が少しの力で振動します。
やはり鏡筒バンドの上では剛性が足りず、東西反転などで赤道儀のバランスの微妙な変化で共振している
ように思います。
これもガイド鏡の固定方法を改善して行きたいと思います。
 
さて、撮影対象は、こぎつね座のアレイ星雲M27です。
イメージ 3
光学系,架台 :同上
条件 :ISO1600 SS10分×3 総露出30分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正無)
     PSE9ノイズ低減、彩度調整、トリミングなし
 
フラット補正はなしですが、SI6の周辺減光補正とかぶり補正を行って何とか目立たないようにしています。
右下に周辺収差が出ています。また、ガイドがRA方向にハンチングしたので星象が楕円になってしまいました。
 
最後は、こと座のリング星雲M57。視直径が小さな星雲なので、中央部をかなり拡大しています。
予定では、M20を撮影したかったのですが雲に阻まれNGでした。
イメージ 4
光学系,架台 :同上
条件 :ISO1600 SS5分×4 総露出20分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正無)
     PSE9ノイズ低減、彩度調整、中央トリミング
 
ピントも甘くなっています。温度変化のため最初のピント合わせからずれているだとと思います。
これもマメにピントあわせをすれば良いのですが、モーターフォーカサーの動作が不安定なのと
ピントゲージの再現性もイマイチで信頼性が低く、頻繁にできずにいます。
今回も撮影初めに、二重星を使ってピントを確認したので途中でピントをいじりたくなくて後半、
ピントが甘くなりました。
 
まずは、ピント改善⇒ガイド鏡固定改善⇒カメラ調整⇒フラット原因調査、とやることが満載です。
 
コツコツやって行こうと思います。
ギャラリー
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