2010年12月

22日宵~23日未明、27日未明の木星、土星、金星

木星、土星、金星です。
ここのところお天気は良いのですが、満月期で月が明るく星団・星雲の写真は撮れません。
Eagleさんのようにナローがあれば良いのですが、LPS-P2ではどうにもなりません。
惑星は惑星で季節柄、シーイングが悪くて仕方が無いのですがそれもでも星見がしたくなるのが
星屋の宿命・・・
先日、22日はED80Sfを使って、木星、土星、金星を撮影をしました。
イメージ 1
光学系:ED80Sf+LV-4+CANON IXY-DV2(光学8倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :RegiStax4にて処理 スタック&明瞭化PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :2010/12/22 19:53:08(JST)
イメージ 2
光学系:ED80Sf+LV-4+CANON IXY-DV2(光学6倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :RegiStax4にて処理 スタック&明瞭化PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :2010/12/23 05:28:15(JST)
イメージ 3
光学系:ED80Sf+LV-4+CANON IXY-DV2(光学10倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :RegiStax4にて処理 スタック&明瞭化PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :2010/12/23 05:40:07(JST)
 
続いて、本日未明の土星、金星です。今度はR200SSでチャレンジです。
イメージ 4
光学系:R200SS+LV-4+CANON IXY-DV2(光学8倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :RegiStax4にて処理 スタック&明瞭化PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :2010/12/27 5:06:51(JST)
イメージ 5
光学系:R200SS+LV-4+CANON IXY-DV2(光学10倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :RegiStax4にて処理 スタック&明瞭化PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :2010/12/27 5:27:16(JST)
 
mn3192さんから教えていただいた、土星の白斑はうまく確認できませんでした。
やはりコントラストが得られませんね~

IC2177 わし星雲/おうし座/カシオペア座

みずがき山遠征の最後です
いっかくじゅう座にある大型の散光星雲IC2177です。わし星雲とか英語圏だとカモメと呼ばれています。
以前から撮影したい対象でした。空の暗い環境を待っていたので、みずがき山では是非!という、
感じで試してみました。
イメージ 1
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-20℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO1600 SS10分×8 総露出80分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正有)
    Lightroom3.2ノイズ処理、PSE圧縮
 
下の左右に収差が出てしまいました。スケアかな??何が原因でスケアが出たのか調べないといけないかな~
 
次は、おうし座、というよりスバルとヒアデスって感じでしょうか~キットレンズの撮影です。
イメージ 2
GP2ガイドパック&EOS kX2(SEO-SP2E)+EFS55-250mm(55mm),F5,ISO800,SS10min×3⇒30min
画像処理、SI6(ダーク減算、現像、コンポジット)&Lightroom3.2(ノイズ処理)、PSE圧縮
 
最後は、沈み行くカシオペア座です。中心にh-χが写っています。
イメージ 3
GP2ガイドパック&EOS kX2(SEO-SP2E)+EF24mm,F2.8絞りF5,ISO800,SS10min×3⇒30min
画像処理、SI6(ダーク減算、現像、コンポジット)&Lightroom3.2(ノイズ処理)、PSE圧縮、トリム
 
さあ、これでまた手持ちデータがなくなっちゃいました~
次は皆既月食か、それとも土星/金星かな?いろいろ見たいものはあるのですが、なかなか見れません・・・

コーン星雲NGC2264とぎょしゃ座

みずがき山遠征の続きです。~なかなか画像処理が進みません・・・~
コーン星雲NGC2264
です。
イメージ 1
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-20℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO1600 SS10分×8 総露出80分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正有)
    Lightroom3.2ノイズ処理
 
星に、回折光が出ています。意図してはいません・・・8コマ中、初めの6コマにピントあわせ用の回折格子を
つけたままにしてしまいましたorz...
途中で気がつきましたが、残り2コマになってしまいました。なので、盛大に回折光が出てしまいました。
 
次は、オートガイドの合間に撮影したぎょしゃ座です。
イメージ 2
GP2ガイドパック&EOS kX2(SEO-SP2E)+EFS55-250mm(55mm),F5,ISO800,SS10min×3⇒30min
画像処理、SI6(ダーク減算、現像、コンポジット)&Lightroom3.2(ノイズ処理)、PSE圧縮
 
EOSのキットレンズのワイド端のぎょしゃ座です。輝星にゴーストが出てしまいます。
何れこの辺りもきちんとしたレンズで撮影したいですね~

くらげ星雲_IC443とさんかく座の銀河M33

少しごちゃごちゃしちゃいますが、
12/4”みずがき山遠征”と12/9”富士ヶ嶺遠征”結果
です。画像処理に苦戦してます。今まであまり淡い対象を撮影しなかったので、フラット補正に無頓着でした。
今回もくらげ星雲は、PCモニター+拡散膜というフラット画像を使用していますが、どうもしっくり来ません。
 
そこで、先人の方々のお知恵を拝借すべく、ネットサーフで調べるとやはりこの方法はあまり良くないようです。
いろいろな方法があるので一概に決まった方法は無いようですが、先日、モカのパパさんがおっしゃっていたように
現地で薄明の空を使うのが一番良いのかも知れません。
 
今回、M33の画像は新規に青空を使ってフラット画像を作りました。今までよりはかなり良いようです。
くらげ星雲は間に合いませんでしたが、これ以降の画像は新しいフラット画像を使おうと思います。
 
ちなみにフラット画像は、BORG60EDとR200SS両方作りました。前者がみずがき山遠征用で後者が、
富士ヶ嶺遠征用となります。
 
さて、みずがき山の遠征は以前掲載しましたとおり楽しい遠征でした。まずは直焦点画像~その1~
です。ふたご座の足元辺りにある、散光星雲IC443です。くらげ星雲の愛称そのままのくらげ状の散光星雲です↓。
イメージ 1
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-20℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO1600 SS10分×6 総露出60分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正有)
    Lightroom3.2ノイズ処理
 
やはりフラットはうまくいっていないように思います。再度トライしてみようかな・・・
 
さて、12/9は富士ヶ嶺の旧ガリバー跡地に遠征してきました。所用で甲府で21時半ぐらいまで作業を
していたので、帰宅するついでに少しだけ撮影しようと寄り道しました。
 
はじめは育樹広場を考えていましたが、甲府から富士山麓へ抜ける国道に雪が残っていたため、
標高が高く、除雪されない育樹広場は難しいと判断して旧ガリバー跡地に変更しました。
 
目的は、今シーズンどうしてもR200SSで撮影したかった、さんかく座の銀河M33です。
この夏、BORG60EDでは撮影したのですがどうしても、HⅡ領域が写らずコレを写したかったのです。
久しぶりのR200SSの出番なのでいろいろトラブルがありました。
 
まずは、レーザーコリメータの電池切れ。コレは、予備で一つだけ残っていた電池で3個直列の1つだけ
交換して何とか光軸修正できました。
続いて、初めての冷却一眼にピントゲージが干渉。コレも無理やり取り付け何とかしました。
最後は、途中から風が強くなり2時間露出の予定が1時間で切り上げなくてはなりませんでした。
コレは自然相手なので、仕方ありません・・・
また、ガイド鏡を取り付けているR200SSの鏡筒バンドの剛性が弱く、今後、これも改善して行きたいと思いました。
イメージ 2
光学系:R200SS+コマコレ3+LPS-P2+自作冷却X2(IR除去) 吸熱板温度-24℃
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO1600 SS15分×4 総露出60分 SI6処理(ダーク減算無/フラット補正有)
    Lightroom3.2ノイズ処理
 
風の影響で星が流れてます。ガイドもあれ気味なので恒星も肥大しちゃってますね。
HⅡ領域は何とか写せたようです。もう少し強調したかったのですが、露出時間が少し足りない感じで
これ以上強調すると画像が荒れてしまいました・・・単に技術が未熟なだけなのですが・・・
 
個人的には念願が叶ってよかったです。もうひとつNGC253も撮影したかったのですが、これは来年かな。
 

20時30分発!みずがき山遠征!!

とりぷるあいさん、シュミットさん、モカのパパさん
3度目のFSQのAさん、眼視観測をさせていただいた
TOAのBさん、楽しい時間をありがとうございます!
 
さて、先日の土曜日12月4日は、山梨県北杜市のみずがき山に遠征して来ました。
とりぷるあいさんから、12月10日には林道が閉鎖になってしまうとのことで、遠征を決めました。
 
いつもながら最後に到着してまう私・・・今回も出発は、20時半です。
とりぷるあいさんの情報では、調布から2時間ということでしたが概ねそのくらいでした。
 
途中、田舎道が長いので少々、心細くはありましたが到着して、とりぷるあいさん、シュミットさんから
お声をかけて頂き、一安心。その後は、モカのパパさん、他二人の方を交えて楽しい満天の星空の下
さながらパーティーという感じでした~
 
TOAで眼視観測をしておられたBさんには、M42はじめ様々な系外銀河を見せていただき感動でした。
 
さて、この日は、すこし前にポチしてしまった、ディープでヘビーな電池を初投入です。
当日に到着したので、十分な準備が出来ず・・・コレが後の失敗①となりました。
 
オートガイドの安定性は、DEC側の調整が夏以来行っていないのが災いしてあまりよろしくありません。
ガイドモニタで±2画素分ぐらいは触れていたので、いつもの倍くらいの感じです。
加えてピントゲージもどこかに僅かに遊びがあるようで、再現性が悪く苦労しました。
 
どちらも調整しないといけません・・・
 
さて、画像処理も全然追いつかず、今回はまず、新ポタ赤ガイドパックで撮影した広角画像を掲載します。
オリオンと冬の大三角形です↓
イメージ 1
GP2ガイドパック&EOS kX2(SEO-SP2E)+EF24mm,F5,ISO800,SS10min×3⇒30min
画像処理、SI6(ダーク減算、現像、コンポジット)&Lightroom3.2(ノイズ処理)、PSE圧縮
 
LPS-P2フィルターを使っていませんが、空の状態が良いので私的には、良さげな感じです。
絞りは意図せず入ってしまいました・・・あな悲しい…でもコレはコレで星像がシャープになったということで
良いということにしましょう(笑)
 
バーナードループが写ってます。もっとハッキリさせたかったのですが、微恒星が多くて難しいです。
オリオン頭部の散光星雲や、コーン星雲、バラ星雲、オリオン星雲、馬頭星雲、わし星雲、M41、M46、M47、魔女の横顔などが小さいですが写っています。
ハートレー彗星も写っているはずですが、24mmでは流石に見えませんね・・・
 
 

12月1日未明のハートレー彗星

平日も~遠征したし、新月期♪
そうは言っても、明日も会社だ~♪
しがないサラリーマンなので、晴れている新月期でも翌日は会社です・・・
しかもこの景気・・・研修だの何だの~いろいろあります。
 
それでも諦め切れない、天文マニア!無理を承知で自宅からまたまた無謀な撮影です。
 
撮影したかったのは、ハートレー彗星と散開星団M46&M47とのランデブーです。
M46、M47は秋の有名な双子の散開星団、h-χと比較される、おおいぬ座のシリウスから少々東にある
とも座の散開星団です。
 
撮影地は東京都”ゲゲゲの”調布市自宅ベランダ~超光害地です。
かなり光度が落ちた、ハートレー彗星が撮影できるか、とても不安ですがチャレンジして見ました!↓
イメージ 1
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却改造Canon EOS X2(IR除去)
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO400 SS5分×8 総露出40分 SI6処理(ダーク無、フラット補正有) LightRoomでノイズ処理、彩度処理、PSEにて圧縮、トリミング
 
今回は、試用版のadobeのLightRoomを使って見ました!CameraRawと同様の処理が出来る上、トーンカーブの補正やワンクリックWBなどなかなか良いです!CameraRawはその名の通り、RAWデータしか扱え無いようで、星の牧場の、よっちゃんさんに教えていただいた、tifファイルから読み込もうとしましたが、出来ませんでした。
(よっちゃんさん、折角教えていただいたのにすみません!)
 
どうしたものか、いろいろ見ていると同様の機能がLRにはありそうで早速試して見ました。結果は、LRなら
JPEGでもtifでもRAWファイル以外のファイルもそのまま取り扱えます。
 
キチンとした画像にしようと思った方は、よっちゃんさんのブログを参考にされると良いかと思います。
MUSKを使用したりするとより良い画像が創れるようです。
 
勘弁に滑らかにしたい場合は、LRの単純なノイズ処理でかなり綺麗になります。
ちなみに、M46には惑星状星雲、NGC2438が重なって見えます。
ちょうど、彗星の色と似ているので拡大してみました。
イメージ 2
散開星団の中に見える緑色の小さな円盤がNGC2438で、右下がハートレー彗星です。
 
例によって一対象だけでは物足りないので、馬頭星雲も撮影してみました。
イメージ 3
光学系:BORG60ED+レデューサDG+LPS-P2+自作冷却改造Canon EOS X2(IR除去)
架台 :GPD+AGS-1s+ガイドウォーク(ガイド鏡φ80L400mmNexImage)オートガイド
条件 :ISO400 SS5分×9 総露出45分 SI6処理(ダーク無、フラット補正有) LightRoomでノイズ処理、彩度処理、PSEにて圧縮、トリミング
 
かなり強力にノイズ処理をしたので、変なムラが出来ていますがご容赦を・・・
光害に埋もれる僅かな階調を拡大しているので、SI6処理後の画像はかなりざらついていたので、
LRでかなりノイズ処理しました。自然というか透明感が出るのがadobe系の処理の良い点ですね~
ギャラリー
  • 一等星の恋
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM20パンジー星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PRO導入!自宅で撮影コロナ渦対応!