相変わらず、お返事&コメントが遅れております。すみません。
水曜日25日は天候も安定していました。
実に6月から撮影していなかった木星を久しぶりに撮影です。
実に6月から撮影していなかった木星を久しぶりに撮影です。
光学系:ED80Sf+LV-4+CANON IXY-DV2(光学9倍ZOOM)
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :(上)5006フレームをRegiStax4にて処理2876フレームスタック&明瞭化
架台 :GPD+AGS-1s ノータッチ
条件 :(上)5006フレームをRegiStax4にて処理2876フレームスタック&明瞭化
(下)4449フレームをRegiStax4にて処理1235フレームスタック&明瞭化
PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :(上)8/25 23:39(JST) (下)8/26 0:37(JST)
PSEで切抜、明るさ調整、彩度調整
時刻 :(上)8/25 23:39(JST) (下)8/26 0:37(JST)
時は少し戻り、木星の観測に適するまで、EOSの分解です。
急ぐと失敗の元なので、時間をかけて、とりぷるあいさんのブログにある、海外の方のEOS 450Dの
分解ビデオを参考にしながらゆっくり作業しました。ビデオは↓です。
さて、まずは蓋を開けました。
おお~結構複雑そう・・・ビデオで確認してはいたもののヒキました・・・
でも、ここまできたら後には引けません。突き進みます。画像センサの後ろの板金(おそらくシールドです)やフラットケーブルを外していきます。
あちゃ~!!シールドを開けたら画像センサの裏面モールドが見えると思ったら!!!
なんと基板が~!!これじゃ直接冷やせないジャン!!
SEOさん、どうやってるの~~???
でもめげません。きっとどうにかなるでしょう。さ~どんどん外しちゃうもんね~
ちなみにビデオではスイスイ分解してますが、あんなにスイスイは行きません。
もし作業する方がいましたら、外したネジはキチンとメモしておくことをお勧めします。
私は、百均でピルケース(1週間を朝昼晩に小分けした21個のケース)を買ってきて
外した場所を紙にメモして、個別(もしくは同じものと断定できるものは種別)に分けて
保管しました。ちなみにネジの直径は皆同じようですが、長さはまちまちで、部分的に
金属用ピッチのネジと、樹脂用があるように思ったので、同じ長さでも疑わしい物は
別々に保管しました。
ドライバーは磁化してあるものが便利です。DIYで2~300円で売ってますので、
是非、磁性ドライバーをお勧めします。
さぁ次々行きます。今回は基板と画像センサを全て外して、吸熱板の構造検討を
するのが目的です。外します。
おお~画像センサが外れました。IRフィルターが玉虫色で綺麗。
今回は、IRは外しません。構造構造~
横から見るとスキマがあります。1mm以上2mm以下です。1.5mmぐらいかな~
まさかと思ってスキマゲージを持っていませんでした・・・
ちなみにセンサの左右には銅製のヒートシンク代わりの薄い板金部品がありフレームに
ネジ止めしてあります。EOSが画像素子の左右に熱ノイズが集中しにくいのはこの部品の
お陰かも。なかなか好い設計です。
冷却するにはこのスキマに吸熱板を入れるしかなさそうです。
上の基板が結露したら一巻の終わりなので、断熱や結露対策が必要そう・・・
う~ん、どうしたものか・・・
さぁ、まだまだ続きます。大体の基板を外すと、
シャッター見えますね。ここでも問題。写真左側の板金曲げによるステイは、別基板になっている
リモート端子とビデオ出力の小基板の固定に使われています。
これは、吸熱版に干渉するので切断しなければなりません。
ルーターで切るかな・・・
フレームを全て外すのは大変そうだし・・・1mmの鋼板切るのは大変そう・・・
ここまで分解して、考えること小1時間。
何とか吸熱板の構造を決定しました(まだうまく行くか判らないですが・・・)
ちなみに復元して無事、動作してピントなども問題無しです。
時計が初期化されたらしく、再設定が必要になりましたが、それ以外は問題無しです。
さて、次回は各部品を設計して加工していきます。
また後日、報告します。
なお、言わずもがなですが、これを見て改造する人は、自己責任でお願いします。
個人的な主観もありますので、間違っているところもあるかも知れません。
ストロボなどのコンデンサーにチャージ電圧が残っていたりもしますので、
電池を抜いて一晩くらい放置して作業した方が良いかと思います。
他の機種で冷却や分解をしておられる方いますので、そちらも参考にした方が良いかと
思います。