星ナビ5月号に投稿写真が掲載されました!
今回は、1月末の最接近時の火星をED80Sfで撮影したものです。
小口径による火星、という題目で投稿しました。
講評を見ると、小口径であったことが評価を受けたようです。
同じく火星最接近の撮影はお二方が掲載されておりましたが、
非常に精細な画像でした。
他の直焦点撮影や星景写真なども美しく、一緒に掲載していただくことが出来たのは、
幸運だったと思います。
今回は、1月末の最接近時の火星をED80Sfで撮影したものです。
小口径による火星、という題目で投稿しました。
講評を見ると、小口径であったことが評価を受けたようです。
同じく火星最接近の撮影はお二方が掲載されておりましたが、
非常に精細な画像でした。
他の直焦点撮影や星景写真なども美しく、一緒に掲載していただくことが出来たのは、
幸運だったと思います。
さて、今回は撮影プロセスを少しご紹介します。
まず、私の場合は口径が小さく、家庭用ビデオ(CANON IXY-DV2)での撮影なので
出来るだけフレーム数を稼ぎ、良いフレームを選ぶようにしています。
まず、私の場合は口径が小さく、家庭用ビデオ(CANON IXY-DV2)での撮影なので
出来るだけフレーム数を稼ぎ、良いフレームを選ぶようにしています。
撮影の生画像は、↓のような具合です。
いつも、1カット150秒程度で4500フレーム前後としていますが、その内の1分程度を
切り出しました。
いつも、1カット150秒程度で4500フレーム前後としていますが、その内の1分程度を
切り出しました。
φ80の口径でのコリメート撮影で、7500mm程度の合成焦点距離になっていますので、
カメラを低照度モードにしていますがご覧の通りかなり暗めです。
4500フレーム程度のカットから質の良い画像を500~1000フレームをフリーソフトの
RegiStax4にて選択してコンポジットと明瞭化処理を強めにかけ、静止画を得ます。
明るさを調整して↓のようになります。
1カットでは、かなり画像が荒れていますので8カット以上、撮影して静止画を8コマ
得るようにします。
カメラを低照度モードにしていますがご覧の通りかなり暗めです。
4500フレーム程度のカットから質の良い画像を500~1000フレームをフリーソフトの
RegiStax4にて選択してコンポジットと明瞭化処理を強めにかけ、静止画を得ます。
明るさを調整して↓のようになります。
1カットでは、かなり画像が荒れていますので8カット以上、撮影して静止画を8コマ
得るようにします。
最後に、フォトショップでコンポジットして平滑化します。これは通常の星雲などの
処理と同じです。
こうすると全体が滑らかになり平均化されて本来の模様が浮き立ってきます。
投稿した写真は↓のように1/31と1/26で同様の処理をして画像を得ています。
最低でも20~30分の撮影時間がかかるので、自転が早く、細かい模様のある木星などには
不向きですが自転の遅い火星や縞模様が主の土星などには効果が高いので、我流ですが
良く使っています。
処理と同じです。
こうすると全体が滑らかになり平均化されて本来の模様が浮き立ってきます。
投稿した写真は↓のように1/31と1/26で同様の処理をして画像を得ています。
最低でも20~30分の撮影時間がかかるので、自転が早く、細かい模様のある木星などには
不向きですが自転の遅い火星や縞模様が主の土星などには効果が高いので、我流ですが
良く使っています。
RegiStax5も導入しているのですが、PCのパワーが乏しく一度にたくさんの処理をすると
時間がかかりすぎるためRegiStax4での処理の方が結果的に効率的なので、今は、
上記のような方法です。
時間がかかりすぎるためRegiStax4での処理の方が結果的に効率的なので、今は、
上記のような方法です。
今年は年初に『雑誌掲載!』を目標に掲げて、出し惜しみ無の全力投球で、毎月投稿して
いましたが今回の火星でひとまず、ネタ切れです。
いましたが今回の火星でひとまず、ネタ切れです。
この後は地道に撮影して、遠征結果をブログにアップして行きたいと思います。