2010年03月

ファースト・ライト

やっとっ!晴れました~!

昨日~今日は、太平洋側は冬型の気圧配置。
やっと、星空が帰ってきました。
今回の雨季(?!)は長かったです。機材にカビが生えるんじゃないかと本気で心配しました。

さぁ~!晴れたは晴れたで良いのですが、私のGPDはシステム更新中で、暫定的にMT-1による
1軸ドライブになっています。
当然、自動導入もオートガイドもありません。

昨日も自宅を出発したのは22時半過ぎで、フルマニュアルの機材では十分に撮影できない
(軟弱ですみません…)と、諦めて広角の固定撮影にすることにしました。

富士山麓まで足を伸ばしたいところですが、11日は予定がつまっています。
加えて前日の大雪でリスクも多いと考えて藤野の少し先の談合坂近辺で撮影しました。

もうすぐ夏が来ます。昇るさそり座を撮影しました。
うまいポイントが無く、鉄塔が邪魔です…
イメージ 1

EOS kX2 SEO-SP2E+EF24mm/F2.8開放/ISO400/SS15sec
今年は、このさそり座近辺も撮影したいエリアです。

次は、北斗七星です。ずいぶん天高く上がっています。
イメージ 2

データ同上。

北斗七星近辺のM51やM101は是非、大口径で狙って見たい!
そうずっと思っていました。
そんな折…オークションで格安で↓が手に入りました。
イメージ 3

新品はおろか通常の中古屋さんでも今の景気では、私は絶対に手が出ないR200SS!
ファインダーが無かったり、接眼アダプターが無かったりしたため人気が無かったのかも知れませんが、
超格安でした!

早速、今晩ファースト・ライトをしました。ベランダから土星にチャレンジ~
コリメート撮影の写真は後日アップしますが、ビデオのモニターを見る限りは
あまり良くありません。シーイングもしくは鏡筒の温度順応が間に合わず、ふにゃふにゃな土星でした。

しかし、アイピースLV-4mm(200倍)で見る目視の土星はとてもシャープでした。
カッシーニ溝が見えるほどではありませんでしたが、細い輪の開きははっきり見えます。

これが、大口径の醍醐味なのか~と、変な納得をしてしまいました。
ドブソニアンに人気があるのも肯けます。

R200SS、まだまだ直焦点撮影にいたるまで準備が必要ですが、最初のインプレッションは
極めて良好です。さすがVIXENの代表機種です。見え味はもちろん、接眼部の造りや、
設えはかなり良いです。

いづれはR200SS+エクステンダーで焦点距離1000mm超の撮影にトライして見たいな~
ちなみにSE150Nのファインダーを無理やりつけて、重量は7.1kgでした。

オートガイドをするには、小亀で、軽量なガイドスコープが必要かも知れません。

久しぶりの更新~冬から春へ~

星空が見えない天気が続いています。
昨日は、朝は快晴でしたが夜はやっぱり雲ってしまいました。

所用で山梨県甲府市に出かけましたが、途中、いつもの初狩PAで真っ白な
富士山を見ることができました。
イメージ 1

イメージ 2

また、昨年の話になりますが、12/17に富士山麓で勾玉星雲を撮影しました。
雑誌に投稿していたので、ブログ掲載を控えていましたが、そちらは空振り
だったようなので、記録として掲載します。
イメージ 3

BORG60ED+レデューサDG(0.85倍)+EOS kX2
GPD+SBS、φ80L400mmガイド鏡、ガイドウォークによるオートガイド
撮影日:12/17 ISO800 露出10分×6枚/総露出60分 SI6により画像処理

どうしても自然な感じに処理できません。滑らかに自然な感じにしたいのですが…
露出時間が全然足りない感じもあります。

また、晴れればいろいろ試せるのですが、この天気ではどうしようもありませんね。

季節が冬から春に変ります。春は卒業の季節ですね。
私のGPDもシステムを変更することにしました。月末には機材が届く予定です。

少しは天気が回復しないものでしょうか…土星もそろそろ見ごろだと思うのでしょうか…
ギャラリー
  • 一等星の恋
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM20パンジー星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PRO導入!自宅で撮影コロナ渦対応!