2009年10月

しし座流星群に向けて~ポタ赤改善~

ポタ赤の極軸パイプは、実質使えませんでした。
CD-1のパイプの内径が判らないので、私のパイプの内径(φ5mm)が細かったのかも知れません。
広角でこれまで、方位と緯度で極軸をあわせていました。
同じ方法で本日、太陽で位置ズレを確認すると、2時間で↓のようなズレでした。
イメージ 1

キットレンズの250mm望遠を使用しています。
太陽の視直径は32'(分角)で直径の1/4ほどシフトしているので、8'=480”(秒角)ほどズレています。
EOS X2の1画素以内を許容範囲とすると、毎分比例して動くとすると(かなりラフですが)、
250mmなら1分、24mmなら10分、18mmなら13分ほどが限界のようです。

やはり極軸望遠鏡があった方が良さそうです。
そこで、30年選手のNP(ニューポラリス)赤道儀の極軸望遠鏡を移植することにしました。
ついでに、バランスを取るためにスターベースのアングルプレートを購入しました。
イメージ 2

こうなると今度は三脚の剛性不足を感じます。これは、おいおい考えるとしましょう。
おまけで本日の太陽です↓。
イメージ 3

やはり黒点は見当たらなさそうです。

今夜が晴れれば極軸をあわせてどれくらい改善するか、調べて見ようと思います。

しし座流星群は、タイミングがあえばこのポタ赤で撮影をして見たいと思っています。

九州に行ってきました&自作レデューサの周辺収差

この土日は、仕事で九州熊本に行ってきました。現場作業なのでなかなかハードでした・・・
清和天台まで足を伸ばして、晴れればポタ赤で星野撮影をしようと思い、機材一式を持って
行きましたが、星空指数100%も虚しく、完全な曇天でした。
清和天文台は高原で場所が開けていて、とても良さそうな場所でした。
晴れれば、満点の星空が広がるんだろうなぁ~
スピーカーからは、ラジオが常時流れていましたが、たぶん野生動物対策なのだろうな~
次回から私も遠征にラジオを持って行こう!

さて、脈略無く話が飛んでしまいますが、先日のBORG60ED+自作レデューサの周辺収差の写真を
掲載します。
イメージ 1

↑はカルフォルニア星雲のピクセル等倍の4隅と中央の拡大画像です。
ご覧のとおり、周辺は収差が有り、ピントもボケます。
圧縮すれば、そこそこ目立たなくなりますが、やはりBORGレデューサ#7885には及ばないと思います。
クリスマスにサンタさんにお願いしようかな・・・でも、サンタさんもお金が無いしなぁ・・・

再び、脈略無く話が戻ります。
結局、九州では自由時間はほとんどないので、帰りの空港で雨空の中と機内で撮影しました。
イメージ 2

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↑この飛行機は、搭乗一つ前の全日空便です。
イメージ 4

イメージ 5

↑雲の上に出てから、雲海が見えました。綺麗な三日月も見えましたが、角度の関係で映り込みが酷く、撮影できませんでした・・・
今月の新月期も終了ですね~来月以降は本格的な寒さ対策が必要です。

満点の星空に出会えると良いのですが・・・

ボーグ60ED+自作レデューサ~h+χ&プレアデス&カルフォルニア~

軽量化の新システムで今度は、BORG60EDを写真鏡にしました。

日時場所⇒10/18(日曜夜!!)、場所⇒藤野
さすがに日曜夜だけあって、みんな寝静まっています。しかし、貴重な新月期の夜なので
例によって21時半に調布を出発して翌2時ぐらいまで撮影しました(☆バカです。もちろん月曜仕事・・・)

BORG60EDはレデューサを使わないと周辺に収差があります。ED80Sfももちろんありますが、
程度はむしろBORG60EDの方が強い気がします。
ただ、BORGはパーツが豊富なので、キチンとしたレデューサを使えばかなり改善されるようです。

いずれキチンとしたレデューサは買いたいと思っていますが、今回は、ダメ元でKENKOのクローズアップ
レンズを使った自作レデューサを試して見ました。

ピントゲージやスパイダー状のピントチェッカーも使ってカペラで入念にピントを合わせます。

ライブビューで中央でピントを合わせ、周辺で確認すると収差は改善されるもののまだ残って
います。さらにピント位置を測定すると、中央部とドローチューブを短くする方向に0.35mmほど
ズレています。像面湾曲というやつでしょうか?

なんの光学計算もせず、あてずっぽうのレデューサなので仕方がありません。
やはり、いずれ#7885を入手しようと思います。この日は仕方が無いので、中央部でジャスピンにして
0.12mmほど戻すことにします。2画素分ほどピントが甘くなりますが、ギリギリ目立たないと思います。
中央部は4画素ほどズレるので判るかと思います。

そうは言っても、無いよりはマシな気もします。まずはペルセウスザの二重星団h+χです。
構図の問題で周辺をすこしトリミングしています↓。
イメージ 1

ISO800、SS5分、4枚YIMGにてダーク減算、コンポジット。DPPでレタッチ。フォトショップELEMENTで
切抜/圧縮。雲がかかってなかなか撮影がすすみませんでした。

次はプレアデス星団です↓。これはトリミング無しです。
イメージ 2

ISO800、SS10分、3枚YIMGにてダーク減算、コンポジット。DPPでレタッチ。フォトショップELEMENTで
圧縮。4枚のつもりが処理中に一枚削除しちゃいました・・・なんと言うマヌケ・・・消えたデータは電子の闇へ~♪

最後はカルフォルニア星雲です↓。これもトリミング無しです。
イメージ 3

ISO800、SS10分、4枚YIMGにてダーク減算、コンポジット。DPPでレタッチ。フォトショップELEMENTで
圧縮。

今回もGPD+SBSは好調です。ガイドウォークもガイド鏡が変ると(今回はED80Sfがガイド鏡)、再キャリブレーションが必要ですが、無しでもうまく行きそうだったので、補正率だけ小さめにして再キャリブレーション無しで十分オートガイドは成功しました。

改善点。カメラの縦横と微動マウントの微動方向を合わせると導入が楽。BORG60EDを写真鏡として使う場合、対象導入後、一度、ガイド星導入のために、ガイド鏡であるED80Sfごと位置を変えなくてはなりません。その後、対象を再導入するのですが、カメラの縦横と微動方向が斜めになっていると、導入がとても面倒。
次までにTリングの位置を調整します。

また、若干のスケアリングがあります。やはり2インチスリーブの辺りか・・・これ以上の改善では、いずれフリップミラーを無くしてネジ固定にしなくてはならないかも・・・ピントゲージの改良が必要かな・・・

ゲリラ遠征とGPD積載軽量化

昨日、10/15は都合で山梨県にいました。

天気も良さそうなので、機材一式を車に積んで置きましたが、ご当地では微妙な感じ。
帰宅に向かう20時ぐらいには、星も見え始めたので少し遠回りして、とりぷるあいさんから以前、
教えていただいた場所に遠征に出かけました。

機材は、GPDの赤緯側のオートガイド精度を上げるべく、超軽量化したものです。
ロングウェイトシャフトを使うことにより、2.8kgのウェイト1個でバランスできるようになりました↓。
イメージ 1

今回は、雲が出たり晴れたりで天頂付近しか試せませんでしたが、ガイド精度はバッチリでした。
やはり軽量化の効果は大きいです。
今回の撮影対象は、M31とM33です。予定では他にも撮影するつもりでしたが、晴れ間がなかなか持続
しないので結果的にこの2つだけになってしまいました。

鏡筒は、前回とは変えてED80Sfです。M31はギリギリの画角です↓。
イメージ 2

ISO800/露出10分/EOS X2(SEO-SP2E)/LPS-P2フィルタ
画像処理は、YIMGによりダーク減算/4枚コンポジットです。
星像は、周辺の収差を除けば綺麗に円になっています。
架台は、GPD+SBS+ガイドウォークによるオートガイド。SBSもだいぶこなれて来ました。調子が
良いです。ガイドウォークもキャリブレーション1発OKで、これも軽量化の恩恵です。

次は、M33です。条件はM31と同じです。
イメージ 3

今回は、合計8枚撮影でオートガイドトラブルによる失敗はゼロです。
かなり打率が上がってきました。(もっとも凡ミスは相変わらずで、失敗はありますが・・・)
いろいろ試して見たいことはあるのですが、今新月期はこの後、遠征できるか微妙な感じです。

東京のプレアデスとヒアデス

イメージ 1

いろいろとあって、なかなか星見ができません。
予定が合うと空が晴れず、空が晴れれば予定が合わず・・・

今日はほとんど星見NGだったのですが、カミさんの協力で辛うじてプレアデスとヒアデス
をポタ赤で撮影しました。場所は調布の自宅付近です。

ISO400/SS30秒/EF-S55-250ISの55mmで2枚コンポジット。
バックグランド補正も入れて明るさのバンドを極端に絞ったので例によって、荒れた画像です。

肉眼ではほとんど星の見えない東京ですが、写真では少しは賑やかになります。

今回の新月期は、遠征できるだろうか・・・

10月4日の木星

先日の十六夜の月夜は、木星もきれいに見えていました。
21時過ぎに大赤斑も正中するようなので20時前から撮影を開始しました。
ファインダーで木星を見るとガリレオ衛星がきれいに配列していました。
ビデオカメラのZOOMを1倍で広角で撮影しました。
イメージ 1

ED80Sf+IXY-DV2+LV4コリメート/Registax4にて2466フレームスタック&明瞭化

次に9倍ZOOMにて拡大します。大赤斑が見え始めました。
イメージ 2

同光学系/同ソフト2238フレームスタック&明瞭化

しばらく時間を置いて正中した21時半ごろに再び撮影。
イメージ 3

同光学系/同ソフト2064,1451フレームスタック画像&明瞭化をコンポジット
大赤斑の横の暗斑が、赤化しているように思います。

シーイングも透明度も良かったと思いますが、拡大率を上げすぎたせいか少し画像が荒れてしまいました。我が家のベランダからだと今シーズンの木星観測もそろそろ終盤です。

十六夜の月

イメージ 1

”十六夜”は、”いざよい”と読むらしいです。
昨晩は中秋の名月を一日過ぎてしまいましたが、綺麗なお月様が見られました。

我が家のベランダからは、高度が高く少々見え辛い位置でしたが三脚を低めにセットして
何とか撮影できました。

煌々と光る月も、他の星を隠してしまいますが、それはそれで綺麗なものだと思います。

<データ>
ED80Sf+EOS X2(SEO-SP2E),SS:1/500,ISO200,RAW出力/DPP現像
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