2009年03月

今シーズン最良のシーイング~土星~

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3/28の土曜日は、次の日に仕事のため群馬県の南部への移動日でした。

毎週土曜日は子供達が大好きなスイミング教室があるので、妻といっしょに見学していました。

長女は先週、インフルエンザのため隔月に行われる検定に出席できずお友だちに、先に上級に

行かれてしまい、当日は気合を入れて張り切って受講していました。

平泳ぎの足が上手にできない様で苦戦中です。また、翌日は、本当は保育園つながりの友人数家族と

お花見の予定だったのですが、私は仕事でNGになってしまい、

妻に子供たちを託して、夕方、移動になりました。

出発時東京は曇天で、機材は一応持っていく程度でしたが、途中、夜空を見上げると光害は強いものの

恒星の瞬きがほとんどない事に気付きました。星空も広がっています。

いつも私はあまり早い時間に、星見をできず夜半過ぎなるのですが、この日は、早く星見ができる

チャンスとと思って、まず、去り行くルーリン彗星を撮影しました。

光害のある夜空ですが、カメラのモニターで見る限りは撮影できていそうです。

これは後日アップします。その後、銀河などを撮影した後、南中過ぎの土星を

コリメート撮影することにしました。

まず、導入用のLV-ZOOMアイピースで中倍率で覗くと、かなり良いシンチレーションです。

透明度もそこそこありそうです。土星のすぐ近くには衛星も見えます。多分、タイタンだと思います。

早速、撮影を開始します。30分強、撮影して後半の2分半ずつ4回の映像が良さそうなので

画像処理しました。

撮影した後に、眼視でアイピースLV4mmとLV2.5mmで眼視しましたが、本体の縞がよく観察できました。

環の開きも左右で確認できました。LV2.5mmだと倍率は240倍にもなり口径80mmの望遠鏡では

過剰倍率でLV4mmでよくてもLV2.5mmではかえってきれいに見えないことが多いのですが、

この日は240倍で、より良く見えました。像が安定していつまでも見ていたいようなト土星でした。

環が薄いのでさすがにカッシーニ溝は見えませんでしたが、もう少し環が開いてくれば多分、

カッシーニ溝も確認できたと思います。

来シーズン以降もまた、好シーイングの土星を狙って、これからも惑星を見続けたいと思いました。

データ:光学系⇒鏡筒ED80Sf+アイピースLV4mm+ビデオIXY-DV2(光学約7倍ZOOM)

    架台 ⇒GPD+SBS(アライメント1つ)

    条件 ⇒約4500×4フレームをRegiStax4処理、215~260フレームスタック(平均238フレーム)

        フォトショップElementsにて4コマ、コンポジット/レベル補正/彩度補正/切抜き

        撮影場所:群馬県南部と埼玉県北部の県境 時刻:3/28 23:47~23:58(JST)

追記:画像処理を強調してタイタンを見えるようにしました。2枚目↑の先がタイタン(たぶん)です。

   こちらは、3466フレームをスタックしてフォトショップElementsでレタッチしています。

   時刻:3/28 23:53~23:56(JST)

M3(りょうけん座の球状星団)

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前回、3/19~20にかけての撮影のおまけです。

撮影途中で霧が発生して、慌ててシャッターを閉じたので露出時間が334秒という中途半端です。

その後、少し回復を待つものの無理そうなので、その日は終了することにしました。

球状星団は、初めて撮影しました。

星がツブツブしている感じが判ると面白い天体です。

夏になれば、有名な球状星団M13があるので時期がきたら撮影したいと思います。

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO1600 露出334秒 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsで中央トリミング/レタッチ

撮影日:2009/3/20 午前3時10分~3時16分

M104ソンブレロ銀河

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先日3/19に撮影した、おとめ座の系外銀河M104です。

中米メキシコの帽子、ソンブレロに形が似ていることからソンブレロ星雲とかソンブレロ銀河と

呼ばれています。

中央を横一文字に暗黒帯がある銀河で、エッジオン(銀河を真横から見た状態)のため

光密度が比較的高いので、眼視でもぼんやり見えます。

写真で撮影すると、小口径では比較的単調な絵になってしまうので表現するのに難しい被写体だと

思いました。M104を撮影している時、SBSの調子が今一歩でDEC方向が安定せず、多数コマチャレンジ

したのですが、目標の4コマを得られませんでした…3コマでのコンポジットとなっています。

ただ、撮影のシステム自体はだいぶ整ってきて、12VDCの電圧で、PC、SBS、デジカメ、ヒーターを

全て駆動することが出来るようになったので、電池切れの心配がなくなり1番中でも撮影できる

レベルになってきました。

課題は、SBSの安定性のみになった感じです。

今はまだ顕著ではないのですが、X2の熱ノイズがこのあと気温が高くなった時に心配です。

自宅で実験した限りでは、常温20℃近辺と、冷蔵庫内8℃近辺でも大きな差異がありそうです。

冷却デジカメ化はすぐには無理ですが、何か良い手があるといいのですが…

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO1600 露出10分×3 総露出30分 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影日:2009/3/20 午前1時00分~2時00分

※バックグランドのノイズが目立つので明るさを調整しました。2/25

M64黒目銀河とインフルエンザ

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3/19は、午前中は雨でしたが、午後からきれいに晴れました。

前日、次女の保育園卒園式で、2次会も含めて一日中かかり、酒に弱い妻が日中ダウン。

しかもこの日は、次女の勉強机が翌日に来るため、子供部屋の大掃除&本棚のリビングへの移動を

ほぼ一人で行いました。つ、疲れた・・・。

しかし、夕方になり星空はなかなか良さそうです。

妻も何とか夕飯時には回復し、子供達も午後10時には寝付きました(いつも思いますが、

なぜか私が星見をしようと思うとなかなか寝ません。普段は9時には寝ちゃうのですが・・・)

さて、様々なハードルを乗り越えて星見に出かけます。場所は、いつものプチ遠征場所です。

セッティングが終了し、翌日0時30分ぐらいから撮影を開始しますが、今日はSBSの調子が、

良くありません。10分露出でも、赤緯方向の大きなハンチングのような現象が起こります。

しかたがないので、オートガイドの微動速度を変更したり、キャリブレーションをし直したり

と、調整をしながらの撮影です。はじめM104ソンブレロ銀河を撮影しましたが、まさに

運を天に任せた状態です。何とか数コマを撮影して今度は、M64黒目銀河です。

黒目銀河は、おとめ座にある、暗黒帯が目玉の黒目のように見える不思議な銀河です。

最近の研究では、外縁部の星間ガスは中央部分と逆方向に回転していることがわかり、

2つの銀河が衝突合体した名残ではないかと考えられているようです。

ソンブレロ銀河も黒目銀河も暗黒帯に特徴のある銀河です。今回は、暗黒帯をテーマに

してみました。ソンブレロ銀河も近日画像処理して掲載します。

さて、撮影後半、霧が立ち込めて撮影ができなくなり、終了となりました。

4時半頃、家に着くと、妻が起きており訳を聴くと、1時間ほど前から長女が発熱とのことでした。

他にも関節痛があることからインフルエンザではないかと思い、翌日、朝一で掛かりつけの小児科

に行くと案の定、インフルエンザB型でした・・・

なんだか、大変な週末になってしまいました・・・

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO1600 露出10分×4 総露出40分 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影日:2009/3/20 午前2時00分~2時45分

本日明け方の月

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下の娘の卒園式を明日に控え、ビデオ撮影担当(クラスで2名で全員分撮影)となったので

準備で何かと忙しくなっています。

昨日も結局、星見はやめておきました。今日も、天気は良さそうですが無理そうです。

今朝は、早朝、目が覚めてしまい、何気に空を見上げると、夜明けの空にきれいなお月様が見えました。

200mmの望遠レンズで手持ちで極簡単に撮影しました。

3コマなのですがRegiStax5で処理をすると思ったより良さそうな感じになりました。

※惑星もRegiStax5の練習中なのですが、どうもうまく行きません…

その後DPPとフォトショップで微調整しています。

コントラストをあげたので実際には、もう少し明るい空です。

明日の卒園式、晴れるといいなぁ。

3/16未明の土星

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昨日から今朝にかけては、良好なシーイングで土星の撮影ができました。

この日は休日出勤&出張で帰宅は22時前でしたが、風もおさまり何とか星見をしたいと

思っていました。

帰宅するとちょっとアクシデント。

もう寝ているかと思ったコドモたちですが、長女が起きていました。

唇がちょっと見ただけでもわかるほど、腫れているので理由を聞くと

昼間、一輪車の練習をしていて公園で転んだようです。

少し化膿しているようでもあったので、消毒をもう一度して寝付くまで

傍にいました。

出張は朝からのハードな作業だったので、睡魔に襲われましたが、

今シーズンは好シーイングに一度も恵まれていなかったので、眠い目をこじ開けて

撮影しました。透明度が低そうだったので、鏡筒は集光力のあるSE150Nを使いました。

SE150Nは目視で見る場合は、コントラストが悪く口径の小さいED80Sfの方が良く見えるのですが

撮影すると、特に透明度の良くない日には、画質が上がることがあったので、この選択をしました。

今回もきつめに明瞭化処理した8枚の画像をコンポジットして、平滑化しています。

余力があれば、ED80Sfで目視も試したかったのですが・・・さすがに気力が持ちませんでした。

データ:光学系⇒鏡筒SE150N+アイピースLV4mm+ビデオIXY-DV2(光学約8倍ZOOM)

    架台 ⇒GPD+SBS(アライメント1つ)

    条件 ⇒約4500×8フレームをRegiStax4処理、264~494フレームスタック(平均411フレーム)

        フォトショップElementsにて8コマコンポジット/レベル補正/彩度補正

        撮影場所:調布市自宅ベランダ 時刻:3/16 0:05~0:43(JST)

衝の土星

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先日3/10は、土星の衝でした。

惑星の衝というのは、地球から見て、太陽と真反対の位置に来ることで、

地球との距離が近くなりますし、午前0時頃、南中して一番高度が上がるので観測好機

となっています。

ここのところの曇天で、星見禁断症状が出ている私は、強風が吹いている!満月期!時折曇る!

とあっても、星見の欲求は抑えられず、調布市内の公園に出かけていくのでした。

現地に着くと、風が半端じゃありません。何とか北極星は見えますが、肝心の土星付近は

大河のような雲で見えたり<2割>、見えなかったり<8割>という感じです。

とりあえず、極軸他、望遠鏡をセットして晴れ間を待ちます。

しばらくすると、ようやく晴れ間が広がります。

シーイングは悪く、かつ、強風で時折、画像が大きく揺れます。

何とか、ピントゲージとモニタでピントを合わせて撮影開始です。

2分間の撮影を9回ほどすると、再び、雲が広がります。ここで断念。

9回のうち、画像をみて比較的マシそうなものを画像処理しました。

何とか本体縞が見えるかどうか、という感じです。

目視ではもちろんここまで見えません、シーイングが良いときは

目視でも縞模様を確認できたりするので、早く高シーイングの時に観測したいものです。

データ:光学系⇒鏡筒ED80Sf+アイピースLV4mm+ビデオIXY-DV2(光学約8倍ZOOM)

    架台 ⇒GPD+SBS(アライメント1つ)

    条件 ⇒4240フレームをRegiStax4処理、916フレームスタック

        フォトショップElementsにて/レベル補正/彩度補正

撮影場所:調布市内の公園 撮影時間 3/11 0:30頃
ギャラリー
  • 光害地のベランダ撮影
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