2009年01月

M51(りょうけん座の子持ち銀河)

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1/20に藤野町で撮影したM51は、後半薄雲が広がって条件がとても悪くなってしまいました。

1/24に星見に出かけた時、是非、再チャレンジしたいと思っていて、M51が高度が高くなる

タイミングを待っていました。1時半前から徐々に、高度がいい場所に上がってきて、ターゲット周辺の

透明度が上がり、微恒星も良く見えるようになってきました。

北天のオートガイドは、前回、再キャリブレーションして何とか、こなした記憶があるので

時間がかかると思い、撮影する頃にはかなりコンディションが良くなるつもりで、はじめました。

ところ・・・

今回は、キャリブレーション無しで一発OK。確かに、SBSでは、SS2000PC同様、東西反転時の

赤緯制御を逆にする設定(ガイドウォークの設定にある)を、毎回ONにしなければならないのですが

前回もそこはONにしてハズ・・・

良くわからないのですが、結果オーライトいうことで、すぐに撮影に入りました。

10分露出、4枚を撮影しましたが、バックグランドは4枚目に向かって、どんどん暗くなります。

DPPのヒストグラムが左に寄っていくのがわかります。

もう30分ずらせばよかったかも知れませんが、バッテリーや明日の出勤のこともあるので、

強行しました。

撮影後。画像処理をして気がつきましたが、僅かに一方向にズレがあります。

オートガイド自体は、±1.5画素以内で制御されていましたし、コンポジットする際、

4コマが一様な方向で移動しているので、これはガイドマウントのズレか、赤緯度クランプの緩み

または、アリ型/アリ溝のズレではないかと思います。

次回までに改善したいと思います。といっても、いつ晴れるのかな???

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO1600 露出10分×4 総露出40分 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影地:神奈川県藤野町

撮影日:2009/1/26 午前1時30分~1時10分

馬頭星雲と燃木星雲(オリオン座の散光星雲)

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1/25のプチ遠征~その2~です。

馬頭星雲は、オリオン座の三ツ星の一番東側の星の周辺に広がる、散光星雲です。

厳密には、散光星雲の中にある暗黒部(写真中央やや下)が馬の首に見えることから名づけられて

います。燃木星雲は、写真中央上の樹木状の星雲です。

バラ星雲よりは明るいと判断して、2枚撮影してコンポジットしましたが、少し荒れてしまいました。

4枚とっておけばよかったのですが…

実は、X2はまだ、バッテリー駆動なのです!X用の外部電源ユニットは作ったのですが、XとX2では、

バッテリーの形状が違うのです・・・(容量がX2の方が多いので仕方ないのですが・・・)

そこでケチったの失敗でした・・・

この日は、後2個メシエ天体を撮影しました。画像処理の手が遅くなかなか仕上げられ無いのですが、

順次、掲載していきたいと思っています。

まだまだ撮影したい天体はあるのですが、今度は天気が・・・

早く晴れて星空が見たいなぁ・・・

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO1600 露出10分×2 総露出20分 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影地:神奈川県藤野町

撮影日:2009/1/26 午前1時00分~1時25分

※追記:画像処理方法、修正してみました。途中のDPPによるノイズ緩和をやめました。
 この方が良いかも。

バラ星雲(いっかくじゅう座の散光星雲)

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先日、1/25(日)ほぼ新月、かつ、晴天という事で、性懲りも無くプチ遠征に行きました。

到着時点(22時過ぎ)で既に気温-3℃。その後はもっと気温が下がったようで、寒かった~・・・。

EOS KISS X2(中古&SEO-SP2E改造)による、散光星雲です。

バラ星雲は、オリオン座と、おおいぬ座の間、冬の大三角形の上の1辺の中間にある

とても大きな散光星雲で、肉眼では普通は見えません。

焦点距離600mmの私の望遠鏡で直焦点撮影(すなわち600mm望遠レンズと同じ)すると

フレームぎりぎり納まるサイズで、うまく星雲の中心を捕らえなければいけません。

中心に散開星団があるので、目視と試写で中央に追い込みました。

ガイド誤差は、前回、1/19よりは多少大きめ(±2画素程度)で、少し不安定・・・

心配ではありましたが、今回は大型の散光星雲。多少のガイド誤差は、止もうを得ないとして

撮影を開始しました。

はじめ露出5分で試写して、ハッキリとバラ星雲が写ります。ノーマルのX(調布)撮影では、

空の明るさにカブって何も見えなかったことを考えると、とても感動します。

今回は、ISO1600で10分露出を4コマ撮影することにしました。万が一を考え、試写の5分と

もう一枚、5分もおさえで撮影しました。

ピント合わせは、いつもの、シリウス+回折格子治具+ピントゲージです。

結果は、ガイド誤差の影響か少し甘めの星像ですが、どのみち、周辺の非点収差などもあるので

まずは満足のいく写真が撮れたと思います。

課題は、星雲のバックグラウンドへの溶け込みの自然さや、中心付近の散開星団のメリハリが

出ると良いな~、と思います。これからの課題にしたいと思います。

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf/口径80mm焦点距離600mm+LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E直焦点

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO1600 露出10分×4 総露出40分 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影地:神奈川県藤野町

撮影日:2009/1/26 午前0時00分~0時45分

EOS KISS X2 SEO-SP2Eによるカニ星雲(M1)

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おうし座のカニ星雲(M1:超新星残骸)が、実質的なX2のファースト・ライトになりました。

M1を選んだのは、〇訥招造小さく(焦点距離600mmの私の光学系にとって)、ガイド精度、ピント精度の

ハードルが高い。∪岾偉琉茲写るとフィラメント構造が浮き上がるハズッ!なので、SEO-SP2Eで写すと

従来のXとの違いがある。最初のショットでメシエの1番というのも縁起が良さそう(??)

などですが、観測場所の藤野では、南西の空が暗いので西に傾いた、おうし座付近は条件が良い、という

のもあります。

この日もガイドウォークとSBSは良好です。ガイド精度も概ね±1.5画素以内には入っています。

撮影途中に、前回同様、突然の±5画素超のガイドエラーが発生しましたが、やはりバランスの問題

かも知れません。重心の移動に伴い、一回だけ発生しました。発生したコマは、前回使えないという

経験から露出をとめて再露光しました。

ピントも、回折格子治具とシリウスでライブビュー、ピントゲージと丁寧に行いました。

これまでよりは、大きく改善できたと思います。

1枚目は、600mm直焦点でのトリミング無しの画像です。

EDアポ屈折とは言え、普及機のED80Sfは、周辺部に非点収差が発生しているようです。

良質な画像を得ようと思うと一回りはトリミングした方が良さそうです。また、非対称に発生している

ので、光軸の狂いもありそうです。購入後、もうじき3年なので時期をみてメンテナンスに出そうかと

思います。

2枚目は、拡大してトリミングしてみました。ノーマル機と異なりフィラメント構造が良くわかるように

なったと思います。

この日は、雲に阻まれてこれ以降、条件が悪く、バラ星雲などは後日、トライすることにしました。

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf(口径80mm焦点距離600mm/笠井マイクロフォーカス接眼部)

         +LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E 直焦点撮影

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO800 露出10分×2 + ISO1600 露出5分×3 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影地:神奈川県藤野町

撮影日:2009/1/20 午前0時00分~1時00分

小惑星(270)アナヒタ

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1/19~20にかけての撮影で、M1かに星雲付近で小惑星を見つけました。

ステラナビゲータ(体験版)(すいません・・・)で確認したところ、

小惑星(270)アナヒタ12.3等級、のようです。

コンポジットをすべて手作業で行っているので、位置合わせの際に

偶然、動きのある天体を発見しました。

なんちゃって新天体ハンターの気分が味わえて楽しかったです。

写真の、線で示した先、少しだけ星像が伸びているのが、わかるでしょうか。

フォトショップの比較(明)で5枚をコンポジットしています。

本命のM1の画像も、近日公開予定です。

M51 りょうけん座の子持ち銀河

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1/19(月)は、天気予報もまずまずなので、星見をしようと思っていました。

例によって、出発は22時過ぎになるので近くの公園を考えていましたが、

調布の星空の透明度がイマイチで、期待感が下ります。

迷いはあったのですが、藤野までは車で30~40分なので、

失敗するよりも、と、思って藤野まで出かけることにしました。

藤野の空も前回よりは透明度がよくありません。が、調布よりはかなり良い。

この日は、M1とバラ星雲で新アイテムの天体用赤外カットフィルター搭載のデジタルカメラ

の撮影を試すつもりでした。M1は、撮影できたので後日掲載します。

バラ星雲は…。

M1撮影中に南から雲が…。結局、バラ星雲はまたお預けです。どうもバラ星雲に嫌われているようで

ちゃんと写せた事がありません…。花は好きなのだけどなぁ~。

さて、残るは北天しか晴れ間がありません。今まで北天のオートガイドは成功事例が

無いのでチャレンジです。ガイドウォークは予てより気になっていた、SS2000用の東西反転設定フラグ

を立てて試します。>結果>>NG…。う~ん、何が悪いのか…。

仕方なく、再キャリブレーションで何とかオートガイド成功。(※北天のオートガイドでは、RA方向の

補正率を多少高めした方が、精度が良さそうです。)

早速、M51の撮影を開始しますが…、まごまごしているうちに、北天にも薄雲が…

どんどん透明度が下ってしまい、ギリギリ写すには写しましたが、イマイチです。

次回のチェンジを心に決めて、一応、掲載します。

なお、気温-1℃ぐらいでしたが、デジタルピントゲージは動作しました。扱いは楽で、

ピントの信頼性はぐっと上がったように思います。低温動作はこれから確認します。

<データ>

光学系:写真鏡筒⇒ED80Sf(口径80mm焦点距離600mm/笠井マイクロフォーカス接眼部)

         +LPS-P2フィルター+EOS KISS X2 SEO-SP2E 直焦点撮影

    ガイド鏡⇒ニュープラネット(口径80mm焦点距離400mm)+NexImage

架台 :GPD+SBS/ガイドウォークによるオートガイド

データ:ISO800 露出5分×1 + ISO1600 露出5分×3 RAW出力

    EOS付属ソフト(DPP)で現像、フォトショップElementsでコンポジット/レタッチ

撮影地:神奈川県藤野町

撮影日:2009/1/20 午前1時00分~2時00分

GIMPとガイドウォークとピントゲージ

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一昨日、X2のファーストライトを試しましたが、散々な状態でした・・・

X2自体は、問題なく、ライブビューもとても使いやすくピント合わせが楽になりました。

問題は、オートガイド用に使用しているPCに、GIMPというフォトショップとほぼ同機能を

持つレタッチソフト(フリーソフト)を、少し前にインストールしたのですが、

ガイドウォークと、GIMPとはぶつかるようでガイドウォークのオートガイドができなく

なってしまいました。この復元のお陰で大幅に時間をロスしました。

GIMPはアンインストールして無事、ガイドウォークが動作するようになりました。

しかし、時間ロスのお陰で撮影対象(バラ星雲)が、ベランダからの位置でマンションの一部が

視野にかかってしまい、ほとんどの写真NG・・・。とほほほほ・・・

また、ベランダでは極軸合わせが十分ではなく例によってDec方向に誤差が大きく星像も歪み

ダメダメでした。

極めつけは、カメラの保存形式をRAWにするのを忘れました!

LPS-P2+天体用赤外除去フィルタは、赤、青のカブリがとても強く、RAWでのホワイトバランスが

できないと、とんでもない写真になります。結局、収穫はゼロでした。月が明るいうちに

心がはやったのが、そもそもの間違いかも知れません。

そこで、気を取り直して翌日(1/15)は、ピントゲージを作ることにしました。

4枚の写真で左上は、フリップミラーを完全にばらし、穴あけしゲージを取り付けたところ。

予想通り、ミツトヨのクイック・ミニのネジ頭ザグリは、φ3.2mm/深さ7~8mmあり、

M4の並目タップを十分に立てることができました。DIYショップで購入したタップで

綺麗に仕上がります。右上が、表示しているところ。その後、フリップミラーを復元して

接眼部に取り付けたのが、左下です。とてもスムーズでいい感じです。

右下は、私のED80Sf(屈折)にピント合わせ時に、解析格子をだしてピント位置を

可視化するための治具です。針金とプラスチップ資料ファイルと両面テープで工作しました。

シリウスを使って、きちんとピント合わせができました。

さて、新月期に向かい徐々に準備が整って着ました。まだ、北天のガイドがうまく行かない点や

東西反転時の、ガイドウォークの挙動など試さなければいけないこともありますが、

一番の問題は、天候と気温です・・・昨日から今朝は寒かった・・・

ちなみにタイヤも雪道タイヤに交換しました~。
ギャラリー
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