2008年02月

2月19日土星②

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先日の土星をデータを増やして処理してみました。
あまり変らないか・・・

カッシーニ間隙(2月19日土星)

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今晩のシンチレーションは、なかなか良かったです。
土星の環の、カッシーニ間隙が望遠鏡目視でもぎりぎり見えるようでした。
ビデオのモニターでも、縞模様(SEB)や、カッシーニ間隙もちらちらと見えていたように思います。
月明かりもあり、透明度も今一でしたが惑星には適した夜のようです。
ビデオは結構、長く撮ったので、この後、良いカットを選びながら、できるだけよい絵に仕上げたいと
思っていますが、今日のところは速報で、はじめの4カットで処理しました。

<機材>鏡筒ED80Sf、アイピースLV4 、ビデオCANON IXY-DV2(光学8倍ZOOM)、架台GPD(1軸モータードライブ)
<条件>約2700フレーム ×4カットをRegStax4でスタック&Wavlet処理、フォトショップでコンポジット/明るさ/コントラスト処理 ※途中、超編UltraEditでビデオフィルター(明るさ処理)含む

シンチレーションが良いので、少しZOOMを上げすぎ、暗くなってしまいました。RegStaxは暗い画像に弱いようで(すみません、私のスキルが足りず使いこなしてないのですが・・・)、前処理でビデオの明るさを調整すると、画質がずいぶん改善します。

本来は、200mm級の反射望遠鏡などで撮影すれば、姑息な手段を使わずに綺麗な絵に仕上げられると思うのですが、鏡筒が重く大きくなると手に負えないよな気がして踏み込めません・・・

他の技術の高い方のHPを見ると、”うらやましー!”と思うのですが・・・きっと200mm級だと肉眼で覗いても綺麗に見えるんだろうな・・・

2月13日土星

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ここのところ、冬型の気圧配置です。
寒い、風が強い、シーニングが悪い・・・。
昨日、2月15日は大失敗でした・・・月があるのに無理して、星雲を撮影しようとして、結局、
空が明るくNG。しかも途中でモータードライブ電池切れ。
ケーブルは足に引っ掛けるし、アイピースは落すし・・・しかも、その後、車から無理やり電源取って、
土星を撮るも、途中で雲が広がって・・・

結局、成果無しでした。

二日前に撮影した、土星は何とか掲載できそうなので、記載します。

機材:ED80Sf(φ80mm焦点距離600mmアポ屈折)+LV4+CANON IXY-DV2(光学約7倍ZOOM)
   GPDをMT-1で1軸モータードライブ

条件:約2700フレームをRegiStax4でスタック&Wavwlet処理、左記6枚をフォトショップで
   加算コンポジットと明るさ/コントラスト処理
   ※コンポジットは条件の良いものに重み付け

カッシーニは・・・やはりはっきり見えない・・・目視でも・・・見えない・・・。道は遠いなぁ・・・
マイクロフォーカサーは、だいぶ調子がいい。慣れてくると快適です。
こうなると、ピントテスターも欲しくなるぁ・・・
しかし、暗い天体導入するのに、スカイセンサ2000PCかSTAR BOOK S 欲しいなぁ・・・

ちなみに、スカイセンサ2000PCかSTAR BOOK Sはどちらが良いんだろ。スカイセンサーは生産中止なので
中古になるだろうけど、今でもユーザーはすごく多いように思うし。(天体写真撮ってる人は、
ほとんどスカイセンサ2000PCのユーザーのように思う)。
必ずしも新製品が良いわけではないのが、最近の傾向。ユーザーが多いのはやはりメリットが、
大きいのだろうなぁ。

ベランダの気流

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29年ぶりの天体観測を再開して、約1年が経ちました。
当初、ベランダからED80Sf+ポルタ経緯台で始めて、土星のシーニングがなかなか安定せず、
かなり落ち込んだ時期もありましたが、1年が経過して、我が家のマンションベランダの
気流状態が大きく影響していることに気付きました。
木星のように現状、高度が低い位置にある天体はまだましなのですが、土星は現状、ぎりぎり
観測できる高度で、おそらくマンションの建物に沿って流れている気流のせいで恐ろしく
シーニングを悪化させているようです。

これは、駐車場でも観測を始めることによって両者のシーニングの違い、とりわけ
不定期に極端に荒れるシンチレーションがベランダ観測ではあることに気がつきました。

今日は、ベランダからの土星写真を掲載します。
コンポジットなどはする気にもならないほど荒れいます。

以前の駐車場側の写真と大きく異なります。

たまたま今日は、かみさん不在で、駐車場とは言え、子供置いて外出する訳にも行かず
ベランダ撮影になりました。

カッシーニ間隙の明確な撮影を目指して、また、良い条件を探って行きます。

ちなみに、マイクロフォーカス接眼部はだいぶ慣れました。

金星・木星

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1月中旬からインフルエンザにかかったり、それが家族中に感染したりで、
しばらく星見をお休みしていました。
まだ、万全ではないのですが徐々に活動再開です。

無理はしないので・・・

EOSで、手持ちで、金星木星です。

2月1日が一番接近する見どころでしたが、上のような状態で・・・

天体現象はいろいろあるので、『めぐり合わせ』で記録できるものを
記録したいと思います。
ギャラリー
  • 一等星の恋
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM16 M17 NGC7293らせん状星雲@調布
  • ASI294PROによるM20パンジー星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PROによるM8干潟星雲@調布
  • ASI294PRO導入!自宅で撮影コロナ渦対応!