2007年11月

火星撮り比べ

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木星に引き続き、火星にて、SE120L(口径120mm焦点距離1000mアクロマート)と
ED80Sf(口径80mm焦点距離600mmアポクロマート)の比較をしてみました。
絵的にはあまり変わらないように思えますが、色再現性がED80Sfの方が良いです。
もう少し大型の架台に載せるなら、SE120Lも良い選択だと思います。
合焦部は、ED80Sfのクレイフォード式はバックラッシュが無いので使いやすいですね。
撮影日は、11月22日の25時~27時くらいです。

調布のオリオン座星雲

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調布の夜空を見上げると、あまりにも星が少なく、空が明るく
”昔はもっと良く星が見えたのに・・・”と、良く思います。
夜空には、惑星や恒星の他に、星団・星雲という、非常に淡くて暗い、しかし、とても個性的な形や
色彩をした天体が、実は、非常に数多くあります。
小学生時代の私も、そんな星団・星雲の天体写真(主に図書室で見ました)をみて、天体観測にのめり込んだ一人です。昔から、自分でも天体写真をトライして、星団星雲も試しましたが、当時の銀塩写真では
小学生の私には、あまりにもハードルが高すぎて、満足のいく写真は一つも取れませんでした。
そんな、言わば憧れの星団・星雲の代表格というと、オリオン座の腰にある、M42オリオン座大星雲があります。大星雲というだけあって、淡い天体が多い、星団・星雲の中では、トビきり明るく、口径8cmの私の望遠鏡でも、肉眼で確認できます(色は見えませんが)。口径12cmの望遠鏡では、25倍ではっきりと形が見えます。
さて、約30年ぶりにしてこの、オリオン大星雲を当時の機材(一部ですが)で、写真に撮ることができました。
感無量ですが、思えば長い道のりです・・・。
データは、以下です。
光学系:ED80Sf口径80mm焦点距離600直焦点撮影/カメラ:EOS KISS DEGITAL X
赤道儀:改造ニューポラリス+MT-1モータードライブ駆動
撮影条件:ISO1600、WB太陽光、露出時間15秒を14枚コンポジット、(総露出3.5分)

土星⇒木星⇒火星

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去年の12月に久しぶりに、土星の環を見て以来、土星⇒木星⇒火星、と
今年は、惑星を見る機会に恵まれました。
都会では、星雲などの淡い天体はあまり見ることも、写真に撮ることも難しいので
明るく、光害の影響をあまり受けない惑星の観測は、大きな楽しみです。

12月19日最接近を迎える、火星を中心にこの冬は観測しようと思います。

ニューポラリス Drived by MT-1

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少し前にも掲載しましたが、愛機ニューポラリスのモータードライブ化を検討していました。
夜空の星は、地球の自転に伴い少しずつ動いています。太陽が東から昇り、西に沈むのと同じで24時間で360度、すなわち1時間あたり15度、東から西へ動きます。
目視では、ゆっくりとした動きでも、数十倍まら、時には100倍以上に倍率を上げる天体望遠鏡では、これはとても早い動きとなります。
また、天体写真を撮影する時も、シャッターを数分間、開けっ放しにして撮影するので、星が”点”では無く、”線”に写ってしまいます。

望遠鏡の架台のうち、赤道儀と呼ばれるタイプは、この動き(日周運動)を追いかけるように作られた架台で、歯車を回すと星が追いかけられるようになっています。
この、星を追いかける歯車をモーターを使って動かそう、というのが、赤道儀のモータードライブで、30年近く以前、私が小学生だった頃から、アマチュア天文ファンでも使い始められるようになりました。

私も、中学生になってから購入しましたが、その当時のものは引越しなどで紛失してしまい、今年から天体観測を再開するにあたっては、手動で観測/撮影を行っていました。

何とか、現状販売されている赤道儀用モーターを使えないか検討して、やっと実現することができました。

モーターは、現在、VIXEN社から発売されているMT-1を使用しました。VIXEN社のWeb販売サポートの方に大変お世話になり、モーターと赤道儀の微動ツマミの軸を直結する方法(現状のVIXEN社の製品はギアーを介して接続されます)で実現できました。取付けの金具などは、自作です。

完成度は、実用上(150倍の惑星ビデオ撮影や、スチルの星野撮影など)問題の無いレベルになりました。

火星の撮影写真を掲載します。
機材⇒光学系:ED80Sf(口径80mm焦点距離600mmEDアポクロマート屈折望遠鏡)、接眼レンズLV-4mm
   架台 :赤道儀、改造ニューポラリス+MT-1モータードライブ(SD-1コントローラ使用)
   カメラ:IXY-DV2(ローライトモード、光学10倍テレ端で撮影)
条件⇒約3分間撮影(シャッター速度1/30プログレッシブ)、約4000フレームをRegstax4にてスタック、
   フォトショップで画像処理

火星は、12月19日の最接近に向けて明るさを増していますが、冬に近づくにつれて、季節風などの影響でシーニングが悪いことが多くなっています。本日の撮影もあまり良いシーニングではないので、後日また、チャレンジしてみたいと思います。
ギャラリー
  • 光害地のベランダ撮影
  • 光害地のベランダ撮影
  • AGS-1S+ステラショット
  • AGS-1S+ステラショット
  • AGS-1S+ステラショット
  • AGS-1S+ステラショット
  • AGS-1S+ステラショット
  • AGS-1S+ステラショット
  • 信州上田市より