光害地のベランダ撮影

サイトロン Quad BPフィルタ
私の自宅は光害地。諸般の都合で現在地に住んでいますが天体撮影という意味では条件は決して良いとは言えません。通勤路線に三鷹のJAXAを通過したり、近くには三鷹天文台もある星が見えそうな環境ですが、それは明治か大正のお話し。平成も終わろうという今、3等星が見えれば良いかな、という光害地です。ベランダでは、惑星撮影がメインではありますが、星団・星雲撮影は、経験値を上げることが重要です。遠征はぶっつけ本番で、天候によっては、撮影時間は限られます。できるだけ、短時間に効率良く撮影したいのが本望です。
そのためには、ベランダで練習を重ねたいところですが、光害地では真っ白な写真を量産するだけで、モチベーションが上がりません。
できるだけ、良い写真が撮りたいと思い、ついついポチってしまいました・・・サイトロン Quad BPフィルタ・・・
それ以前のLPS-P2に比べて、改善しています(と、思います。)が、厳しいのは変わらないです。満月期にある程度撮影できるのは、朗報だと思います。
まずは馬頭星雲です。
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2019年2月17日20日20:19(JST)~
①GPD(AGS-1S駆動)+ED80Sf+EOS60D(SEO-SP4)+QuadBandFilter
撮影条件ISO400/SS300SecX8コマ 総露出40分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
露出が足りないのは否めないのですが、まずは写ることは分かったという、状況です。次もメジャーな天体です↓
イメージ 2
2019年2月17日20日20:52(JST)~
もうちょっと露出を稼げば、良かったとは思います。縦縞入っちゃうし・・・
次の遠征を期待して頑張りましょう・・・

AGS-1S+ステラショット

ベランダ実験は続きます
前回、うまく行かなかった導入は問題可決です!
分かってしまえば、当然なのですがE-ZEUSなどの汎用GOTO赤道儀をきちんと理解していないことが原因です・・・
即ちウォームホイールのギア数は赤道儀ごとにまちまちでありその部分は、設定でユーザーがしっかりと管理しなければならない。
という事だと理解しました。これが大手メーカー製品であれば、Driverにデフォルト組み込めば良いのでしょうが同じE-ZEUSのAGS-1Sだけでも、EM200用もあればGPDもあるとなるとおのずとユーザーの設定が必要になるのだと思います。
とまぁ、ここまではボヤキです。具体的な手順は、
1)ステラショットを立上げ、望遠鏡を『ASCOM』を選択します。※Driverなどのインストールは事前にステラショットのE-ZEUNSのセットアップを行ってくださいね↓
ここで立ち上げたと時に、設定が重要です。※設定を行わず立上げると後で設定しても上手くいかないこともあるので立上げ時の設定をお勧めします。
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ここでPropertiesを押します。ウィンドウの後ろに隠れることもありますが、↓がポップアップします。
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さらにOption設定をクリックして下記を設定
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AGSシリーズを選択してOKします。
E-ZEUS設定をクリックして
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周回パルス数を赤経・赤緯ともに『3456000』入力します。『E-ZEUSから読込』ボタンを押しても読込めると思います。ポート番号も適切なCOMポートを選択してください。
当初、この数字が入らず導入がうまく行きませんでした。
この後は、導入もステラショット問題なしで、一番重要な『導入補正』も順調でした。
オートガイドは、うまく行かずやはりPHD2を使用することにしました。
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ガイド精度は、LodeStar+300㎜ガイド鏡で±1pix弱なのでまぁまぁという所です。
ED80Sf+レデューサでf=480㎜でスピンドル銀河を撮影しました。中央拡大、トリミングです。
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星像は丸いです。
とりあえずAGS-1S+ステラショットは動作に問題はなさそうです。

次回は遠征にいきたいものです。

信州上田市より

3連休は温泉に出掛けてきました
AGS-1Sの実験は天候その他に阻まれて、なかなか進まないのですが
PHD2にドリフトアライメントで極軸だけは合わせたきり、先に進んでいません。
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どうも自動導入がうまく行きません。動作は、すれども目的の天体に導入出来ません。困った。ま、最初からうまく行かないのは、世の常なので、いろいろ試してみようと思います。ASCOMのPC上のコントローラからはうまく駆動できるのだけれど・・・
3連休は、信州の温泉に家族で出かけてきました。機材はスナップ用のEOS M2だ毛ですが、夜半に晴れ間が見えたので、周囲のアリのもので固定撮影です。
三脚もレリーズも無しの超お手軽撮影です。これでも写るんだだから大したもんです。
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西に沈む『冬の大三角』です。
キットレンズ15㎜/F3.5解放、SS10sec。宿のベランダより。

晴れれば、AGS-1S+ASCOM+ステラショットの実験をしたいと思います。

AGS-1Sとステラショット接続

ステラショットは、かなり秀逸
前回遠征で実感しました。EQ6-Rはステラショットにサポートされているので、遠征時は非常に効率良く撮影を進めることが出来ました。
一番便利な機能は、『導入補正』機能です。実際にこれまで淡い天体を思い通りの構図にするのは、なかなか時間がかかり自動導入赤道儀であっても苦労をしていました。
ステラショットの実際に撮影カメラで撮影し、抽出した恒星位置から赤道儀位置を補正するという発想は興味深いと思っていましたが、実際に使用すると使い勝手は非常に良いです。ピント補正やオートガイドは他の手段でも対応できるので、どうしてもステラショットでなければ手に入れられない機能は、この『導入補正』だと思います。
もう一台の撮影システムは、赤道儀はGPDで駆動はAGS-1Sとなっています。K-AstecのAGS-1Sは、これはこれで非常に秀逸な機械で、USBにダイレクトに接続でき高速かつ高精度なステップモータでオートガイドでもこれまで安定した動作をしていて実績を考えてこれからも活用したいシステムです。
シュミットさんにもアドバイスを頂いたので、ASCOMでステラショットに接続を試みました。いきなりステラショットで接続するのも危険と思いステラナビゲータ9が入ったPCで、接続を試しました。
に従って、作業を進ます。AGS-1SはE-ZEUSに準拠しているので、星見庵さんの
●ASCOM Telescole Driver for E-ZEUS Ver. 2.03
を選択しインストールしました。あえてE-ZEUS2に対応したベータ版は避けました。
結果としては、順調に問題なくインストールでき動作も問題無しです。
続けて、本番用の機材にステラショット、ASCOM、E-ZEUSをインストール。COMポートを適切に選べば問題無く動作します。接続は室内模擬的に接続行っています。
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ちなみにAGS-1Sは、接続しただけでWindow8.1ではドライバはPlug anb Playでインストールが開始しました(USB-Comポート変換の機能だけかも)。
Comポートは、
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で、動作しているCOMポートを確認してE-ZEUSの設定側で選択します。

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左上のE-ZEUSの設定ボタンでCOMポートが設定できます。
動作も問題なく、導入をスムーズに行きました。
さて、これで『導入補正』がうまく行くかは実際の星空で試してみます(続)


2019年初遠征その4

初遠征これで最後です
夜半もだいぶ過ぎて薄明までの間でもう少し頑張ります。
まずは固定撮影の『しぶんぎ座流星群』です。結論から言うとあまりゲットできませんでした。時々、空を見上げてもあまり多くの流星は見れませんでした。
元旦夜に妻が空を見上げて流星を見つけて喜んでいたので、期待していたのですがこれまでも三大流星群のなかで『しぶんぎ』はあまり数が多くない気がします。
と、言い訳しつつ一番良かった1つです。
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EOS kiss X2  タムロン17-55mm 17mm F2.8 固定撮影
撮影条件ISO1600/SS30Sec 画像処理ソフト+PSE15
流星と富士山と金星という構図ですが、もう少しインパクトがあればな~・・・
これは運次第なので仕方がないのですが。
さて、メインのεは、彗星撮影の後にバラ星雲NGC2237を撮影しました。
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①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX8コマ 総露出40分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
人工衛星は通過しちゃったのですが、その2コマが惜しいので使用しました。
バラ星雲も久しぶりですが撮影すると改めて綺麗な星雲だな、と思います。

空は春の天体がメインになってきました。次は銀河を撮影したいと思いました。
430㎜の焦点距離だと複数の銀河を撮影できる対象でM95,M96,M105を選びました。
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撮影機材① 撮影条件ISO1600/SS300SecX6コマ 総露出30分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
銀河団も久しぶりです。今回の対象も初めてとなります。

今回の遠征成果はここまでです。Edge800HD立ち上がりにもう少し時間がかかりそうですが、いずれば銀河のクローズアップ撮影に活用していきたいです。
さて、次の遠征はいつできるだろう。

2019年初遠征その3

露出しているい間も休まず準備です
オートガイド2台体制は実は今回が初めてです。
EQ6-Rは1年ほど前に入手をしたのですが、なかなか練習ができず
GPDと並列で撮影する余裕(主に心の・・・)がありませんでした。
昨年末は天候に恵まれ、ベランダでの練習やいろいろたせたのが功を奏しました。
やはり理屈では分かっていてもいても、真っ暗な闇夜で試行錯誤は困難なので
慣れていることが大切ですね。
もう一つ、今回はEQ6-Rとステラショットの動作が良好だったこともあります。
これも事前にDEC側のウォームホイールとギアのギャップを調整(RAはほったらかし。バックラッシュが重要なDECのみ調整。比較的簡単な作業です)したり、ベランダでのオートガイドの動作確認ができたこと、加えてステラショットの導入補正がとても効率的に撮影が進められたのが大きな要因です。これでステラショットがミラーアップに対応して、AGS-1sとの接続できれば言う事はないのですが・・・あまり贅沢を言ってもいけないので、十分メリットのあるソフトだと思います。
クリスマス星団撮影緒の後は、高度が高くなった『わし星雲IC2177』を撮影しました。
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①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX18コマ 総露出90分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
高度が低く、育樹記念広場などでは撮影し難い対象なので映してみたいと思っていました。今回の撮影場所は南側が開けているので良好です。
撮影開始時点で夜半を過ぎていました。同時並行のGPDはM78を導入しようと思いましたが・・・F10ではどうしてもM78短時間露出では見つけることができず、レデューサを使用することにしました。私のオフアキはOAG-9なのでレデューサを使用してもそのままオフアキが使えます。
専用レデューサを挿入して再度バランスを取りピントを追い込んでM78を何とか捕捉しました。
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②GPD+Edge800HD+EosKissX2(SEO-SP2E)
撮影条件ISO1600/SS300SecX6コマ 総露出30分
撮影時使用ソフトSuperStarⅣ,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク補正)+PSE15+SI7
露出が足りないのとガイド精度も良いとは言えないのでこちらはまだまだ改善が必要ですね。
今回は、しぶんぎ座流星群の極大日なのでこの夜半過ぎからは、固定撮影で流星も撮影開始しました。朝まで撮影を続けます。
同時に①の機材では、終夜観測できる『ウィルタネン彗星0046P』を撮影しました。
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撮影機材①と同じ
撮影条件ISO1600/SS180SecX14コマ 総露出52分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
ダストテイルもイオンテイルもはっきりしませんが、彗星らしい緑がかった色合いがわかります。彗星の撮影も久しぶりとなりました。
この後もまだ撮影は続きます。2~3カ月に1度でも良いので今回のように天気にも恵まれた遠征ができると嬉しいのですが・・・

2019年初遠征その2

じっくり撮影した方が質の高い写真が取れると思うのですが・・・
どうしてもいろいろと撮影したくなってしまいます。久しぶりだとそうなっちゃいますね。
1月3日の遠征では、EQ6-Rとステラショットの遠征初投入となりました。練習の甲斐もあってこちらは順調でした(結果的に星像が歪で光軸などの検証が必要に感じましたが・・・)。反対にGPD+AGS-1s+Edge800HDの組合せは感が鈍ったせいもあって不調です。
計画をリカバリーしながら撮影を進めて行きました。
次のM33も当初はEdge800HDで撮影する予定でしたが、不調のためEQ6-Rに載せたε130Dで撮影することにしました。
イメージ 1
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX18コマ 総露出90分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
すこし小さいので、中央を拡大して彩度を調整しました。本来は、Edge800HDで
期待していたイメージです。
イメージ 2
イプシロンは非常にシャープな画像なので拡大してもあまり星像が甘くならないです。
優秀な鏡筒だとつくづく思います。
同時並行でEdge800HDでM42を撮影しました。こちらはF10といえども飽和気味で多段露出すれば良かったと思いました。
イメージ 3
②GPD+Edge800HD+EosKissX2(SEO-SP2E)
撮影条件ISO1600/SS300SecX4コマ 総露出20分
撮影時使用ソフトSuperStarⅣ,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク補正)+PSE15+SI7

続いて①でクリスマス星団の撮影です。ブログでは忙しくなっちゃいますが、現場では寒くてジッとしていられないというのがホントのところです。
イメージ 4
①EQ6-R+ε130D+EOS60D(SEO-SP4)
撮影条件ISO1600/SS300SecX18コマ 総露出90分
撮影時使用ソフト,ステラショット,PHD2
画像処理ソフトRAP2(ダーク/フラット補正)+PSE15+SI7
クリスマス星団は、広がりのあるエリアで2年前の同時期にモザイクにトライしています。今回は片側に絞って素直に撮影しました。やはり久ぶりなので、基礎的に始めようと思います。
②のガイドの様子は、300mmのガイド境を使った状況で、
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もう少し追い込みたいと思いますが、ガイドカメラはQHY5L-ⅡでEOS60Dよりも画素サイズが小さいのでガイド境の1画素がEOS60Dの1.25画素相当で影響は限定的だと思っています。
星像の歪さは、光軸によると思っていますが総合的に検証して行きたいと思います。さて、まだ撮影していますので順次掲載して行きます。
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